なにわ(大阪)に残る、歌・名現から歴史を探っていった『なにわ ことば遺跡 名歌・名表現から見える大阪の歴史』の第2弾。今回も全時代にわたり、大阪に残ることばー古代の相聞歌、中世の文書、威勢のいい掛け声、市街地に残る石碑の碑文などなど―を取り上げた。本書を片手に、ことばを追って街をちょっとのんびり歩いて、大阪の通史、史跡をたどり、今まで見えなかった、知らなかった大阪の街を再発見してほしい。そんな思いで編んだ書である。
山本 正人
A5判
224P