「偉いとも偉くないとも思わず あらゆるものに感謝して 流れるままに生きてきた――」
京都から終戦1カ月前に広島・三原市に嫁ぎ、8月6日は広島見物に出掛けようとしていた著者は、終戦後、開拓団の百姓暮らしを経て、編み物講師として26年間編み物ブームを支えたのち、看護師に復帰。76歳まで現役で働く。
現在も「世のため人のためちょこっと自分のため」を合言葉に、一日1万歩のパワフルウーマン一代記。92歳、まだまだこれからが青春!
松浦寿子 著四六判 130頁