万博がくる前にもっと知ろう、大阪のこと
「好きやねん、大阪!」と大阪を愛してやまない著者が、万博がやってくる前にもっと大阪のことを知ろうと大阪を語りつくす。歴史編では古代から近現代の歴史を紐解きながら、江戸や東京をぶった切る‼ なぜ、大阪は「天下の台所」と称されるようになったのか。なぜ、大阪では徳川家康が嫌われるのか。民俗編では、大阪と東京の食文化の違いや、大阪弁や大阪にまつわる歌謡曲などを紹介。「東京がなんぼのもんじゃい!」と虚勢を張りながら、「大阪をよりよくしたい!」という大阪愛にあふれた1冊である。
目次
歴史編 大阪 ああ恨みつらみの記
第1章 古代の大阪/第2章 石山本願寺と大坂の誕生/第3章 豊臣秀吉と大坂/第4章 江戸の発展/第5章 徳川幕府の支配下にあった大坂/第6章 大坂から大阪への明治時代/第7章 時代は大正を経て、昭和、平成へ/歴史編 締めくくり
民俗編 めげない大阪――明日を夢見て――
第8章 大坂が天領であったことの功罪/第9章 東京がなんぼのもんじゃい!/ 第10章 大阪ええとこ、暮らしやすい庶民の街 ○食い倒れの街・大阪 ○歌謡曲と大阪の商習慣 ○大阪庶民の話し言葉とお笑い/第11章 独断と偏見、ひとつの大阪文化論 ○東京に貶められた大阪の風俗○大阪弁は評価が変わり、日本列島を駆け巡る!/民俗編 締めくくりにかえて