自身の生い立ちから、大阪大空襲の思い出や敗戦から学んだこと、保健所で公衆衛生に明け暮れた日々、労働運動や高齢期の過ごし方など――。まさに戦後をひたすら実直に、真摯にひとすじに生きた著者が記す「生きてきた証」。
ともに歩まれた奥様が描いた装丁のスケッチが、文章をやさしく引き立てます。「自分史」のお手本としてもおすすめの一冊。
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舩橋一行 著
A5判 上製 168頁