差別も戦争もない、人間の共同性に満ちた社会。人間が、人間らしく生きていた社会。
「生活そのものが美しい詩(うた)だった」。
そんな「原始共同制社会」にこそ、次に進むべき社会の答えがある――。
「他者の喜びや苦しみを自分のことのように思う”共同性”こそが、人間の本質」だと語る著者の、未来への提言が詰まった一冊。
川口 精吾 著
A5判 304頁