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  新刊・注目書籍

2017.08.09
船参宮

 小籐次は久慈屋の大旦那・昌右衛門に同道を請われ、手代の国三を供に伊勢神宮へと旅立った。昌右衛門はなにか心に秘することがあるようだが、なかなか小籐次にも胸の内を語らない。小籐次一行は大井川で川止めにあい、島田宿に留まることを余儀なくされるが、たまたま地元の悪に絡まれていた旅籠・紋屋鈴十の隠居を助けたことから、紋屋の舟型屋敷に逗留させてもらうことになった。その間、島田宿の本陣で賭場を開き、旅人や地元の人間を餌食にしていた自称・京都所司代勘定方と、地元の悪党勢力を一掃する。

ISBN978-4167908997
佐伯泰英
¥745
2017.08.09
未来の年表

 日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか。人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。
第1部は「人口減少カレンダー」とし、年代順に何が起こるのかを時系列に沿って、かつ体系的に示した。未来の現実をデータで示した「基礎編」である。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として提示した。こちらは、全国の公務員・政策決定者にも向けた「応用編」と言える。

ISBN978-4062884310
河合雅司
¥821
2017.08.03
鹿の王 4

 ついに生き残った男――ヴァンと対面したホッサルは、病のある秘密に気づく。一方、火馬の民のオーファンは故郷をとり戻すために最後の勝負をしかけていた。生命を巡る壮大な冒険小説、ついに完結。

ISBN978-4041055106
上橋菜穂子
¥691
2017.08.03
鹿の王 3

 攫われたユナを追い、火馬の民の族長・オーファンのもとに辿り着いたヴァン。オーファンは移住民に奪われた故郷を取り返すという妄執に囚われていた。一方、岩塩鉱で生き残った男を追うホッサルは……。

ISBN978-4041055090
上橋菜穂子
¥691
2017.08.03
鹿の王 2

 謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故甦ったのか。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り……。

ISBN978-4041055083
上橋菜穂子
¥691
2017.08.03
鹿の王 1

 強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが。

ISBN978-4041054895
上橋菜穂子
¥691
2017.07.31
大阪ほんま本大賞受賞作「幻坂」

 雨の坂道で出会い、恋におちるも、自意識のために、愛する女を死に追いやってしまった作家の苦悩が哀切な「愛染坂」。坂に棲みついている猫たちの写真を撮るために訪れた女子高生が、その夜から金縛りと奇妙な悪夢に悩まされる「口縄坂」。大坂で頓死した松尾芭蕉の最期を怪談に昇華した「枯野」など9篇を収録。大阪の町にある「天王寺七坂」を舞台に、その地の歴史とさまざまな人間模様を艶のある筆致で描く。

ISBN978-4041038062
有栖川有栖
\691
2017.07.28
失敗学のすすめ

 本書によると、失敗は、未知との遭遇による「良い失敗」と、人間の怠慢による「悪い失敗」の2種類に分けられる。不可避である「良い失敗」から物事の新しい側面を発見し、仮想失敗体験をすることで「悪い失敗」を最小限に抑えることが重要である、と筆者は説いている。 また、過去の豊富な例から学ぶことで失敗の本質を多角的に検証する方法や、時間がたつと形骸化してしまう失敗例を効果的に伝承する方法についても言及している。さらに、マニュアル化した対応方法では前例のない事態が生じたときに対応できなくなるとして、とっさの判断力や創造力を養う失敗経験を教育に取り入れることを提唱する。

ISBN978-4062747592
畑村洋太郎
\596
2017.07.28
回復力

 人は誰でも失敗する。失敗すれば誰でも落ち込む。 本当に大切なのはそこからだ。自分の回復力を信じ、待つことができれば、必ず壁は乗り越えられる。 そのためのコツを失敗学の第一人者が示す。

ISBN978-4062879798
畑村洋太郎
\778
2017.07.25
夢三夜

 正月。小籐次は望外川荘で新年の膳を囲んだほか、おりょうの実家に駿太郎も連れて挨拶に行き、さらには久慈屋でも祝い酒を頂戴するなど宴席続きだった。そんな中、昨年来、同行を求められている伊勢参りについて昌右衛門と相談したが、どうも昌右衛門の歯切れが悪い。なにか悩みか、心に秘めたものがあるようだ。一方、年末年始に立て続けに掏摸を捕まえた駿太郎は、奉行所から褒美をもらうことになった。駿太郎とともに招かれた小籐次は、面倒ながらも町奉行と面会し、帆船の絵本と眼鏡を贈られた。

ISBN978-4167908799
佐伯泰英
\745
2017.07.25
岳飛伝 九

 金国の蕭げん材は物流の流れにおかしな空気を感じ取っていた。沙門島が韓世忠に奇襲され全滅。報復として史進が臨安府を襲った。小梁山は飛刀を使う謎の徒に殺戮され……。

ISBN978-4087456073
北方謙三
\648
2017.07.25

 一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で。無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。直木賞受賞作。

ISBN978-4062937214
東山彰良
\950
2017.07.25
アメリカから<自由>が消える

 合衆国憲法が保障するはずのプライバシーや自由、公正な選挙や手続き、権力に対し異議を唱える権利を、米国民はいつどうやって失ったのか。

ISBN978-4594077402
堤未果
\918
2017.07.25
すごい進化

 スズメバチにうまく擬態しきれないアブ、他種のメスに求愛してしまうテントウムシのオス。一見不合理に見える生き物たちのふるまいは、進化の限界を意味しているのか。それとも、意外な合理性が隠されているのだろうか。1970年代に生物学に革新をもたらした「ハンディキャップ理論」「赤の女王仮説」から、教科書には載っていない最新仮説までたっぷり紹介。わたしたちの直感を裏切る進化の秘密に迫る。

ISBN978-4121024336
鈴木紀之
\929
2017.07.22
直木賞受賞作「月の満ち欠け」

 新たな代表作の誕生。20年ぶりの書き下ろし。
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。

ISBN978-4000014083
佐藤正午
\1,728
2017.07.22
芥川賞受賞作「影裏」

 大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、「あの日」以後、触れることになるのだが……。

ISBN978-4163907284
沼田真佑
\1,080
2017.07.21
明治維新という過ち

 幕末動乱期ほど、いい加減な美談が歴史としてまかり通る時代はない。京都御所を砲撃し朝敵となった長州を筆頭に、暗殺者集団として日本を闇に陥れた薩長土肥。明治維新とは、日本を近代に導いた無条件の正義なのか?明治維新そのものに疑義を申し立て、この国の「近代」の歩みを徹底的に検証する刮目の書。

ISBN978-4062936835
原田伊織
\821
2017.07.21
巨大外資銀行

 ヘッドハントされて邦銀を退職、アメリカ系の投資銀行に転職した西田。大手医薬品メーカー同士の対等合併という大型案件に挑むのだが……。横取り、リベート、詐欺的商法が横行する外資の暴走。日本経済が蹂躙される実態を描いたベストセラー『小説 ザ・外資』を改題。

ISBN978-4062936866
高杉良
\994
2017.07.21
覚悟の紅

 嫡男の長福丸が毒を飼われたことに激怒した八代将軍吉宗は、背後で糸を引いた天英院に対し苛烈な処断に臨む。御広敷用人の水城聡四郎は、吉宗の指示で大奥の刷新を始めるが、その仕打ちに天英院が暴挙に出る。はたして吉宗と竹姫の恋の行方は、そして、聡四郎に課せられた「最後の大仕事」とはいったい……。

ISBN978-4334774912
上田秀人
\670
2017.07.21
昭和史講義3

 なぜ昭和の日本は戦争へと向かい、あのような結末を迎えたのか。政治家、軍人らのキーパーソン十五名――加藤高明、若槻礼次郎、田中義一、幣原喜重郎、浜口雄幸、犬養毅、岡田啓介、広田弘毅、宇垣一成、近衛文麿、米内光政、松岡洋右、東条英機、鈴木貫太郎、重光葵――のリーダーシップを分析。生い立ちから要職に就くまでの経歴、要職での業績と、その政治的岐路における行動、下した決断の結果などについて、最新研究に基づいて客観的に描き出し、その功罪を問いなおす。

ISBN978-4480069771
筒井清忠
\972
2017.07.07
政と源

 東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平(元ヤン)の様子がおかしい。原因は昔の不良仲間が足抜けすることを理由に強請られたためらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするが……。弟子の徹平と賑やかに暮らす源。妻子と別居しひとり寂しく暮らす国政。ソリが合わないはずなのに、なぜか良いコンビ。

ISBN978-4086801355
三浦しをん
\637
2017.07.07
豆の上で眠る

 小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。―お姉ちゃん、あなたは本物なの?

ISBN978-4101267722
湊かなえ
\637
2017.07.07
荒神

 時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。永津野藩主の側近を務める曽谷弾正の妹・朱音は、村から逃げ延びた少年を助けるが、語られた真相は想像を絶するものだった……。太平の世にあっても常に争いの火種を抱える人びと。その人間が生み出した「悪」に対し、民草はいかに立ち向かうのか。

ISBN978-4101369419
宮部みゆき
\1,015
2017.07.07
世界経済の「大激転」

 激転――激しく転換するさま。著者が世界を見渡し頭に浮かんだその言葉は、辞書にはない。既存の転換という言葉にはない過激さや暴力性を孕む、目まぐるしい変化。今起きているのは、そんな変化だ。各地で踊り始めた自国第一主義の妖怪たちが世界を席巻すれば、その先には1930年代のような世界が待っているかもしれない。暗黒のるつぼに向かう「大激転」を阻むため、歴史に問い、事象の本質を見極める「知」という武器を授ける1冊。

ISBN978-4569832791
浜矩子
\918
2017.07.03
陰陽師 蛍火の巻

 稀代の陰陽師・晴明と心優しき笛の名手・博雅が活躍する六百万部超の人気時代小説第14弾。今回は、晴明のライバルにして、シリーズ登場人物で人気第三位でもあり、酒をこよなく愛する播磨の蘆屋道満が大活躍。彼を主人公にした三本の短編が登場。

ISBN978-4167908614
夢枕獏
\626
2017.07.03
因果

 加賀藩領内に入り、お国入りの一行がほっとしたのもつかの間、高岡の名刹瑞龍寺境内で、襲撃者が藩主綱紀を狙う。道中交渉役をはたしてきた数馬が、応戦するのだが……。そして数馬を待つ琴のいる金沢でも、きな臭い動きが。そして数馬に下された新たな使命とは? 留守居役の数馬に休む間なし。

ISBN978-4062936880
上田秀人
\713
2017.07.03
熟年婚活

 高齢化時代の到来といわれて久しいが、高齢者の人口増加に連れて増えているのが、熟年世代の婚活だ。夫や妻と死別したり、離婚した後の人生は長く、再びパートナーを探して婚活する動きが活発化している。「ひとりは寂しいから一緒に過ごしてくれる異性が欲しい」「性欲はまだまだ枯れない」という欲求から、恋愛・セックスにおいても生涯現役でいる熟年世代、高齢者が増加している。

ISBN978-4040821498
家田荘子
\864
2017.07.03
どアホノミクスの断末魔

 安倍1強と言われているが、安倍政権が推し進めるアベノミクスはもはや破たん寸前、断末魔の叫びを上げている。妖怪アホノミクスは、どうも「大日本帝国会社」の総帥となることを目論んでいる。全ての組織や人々をこの国策ホールディング・カンパニーの傘下に動員し、強制的に「一丸となった」体制の下で戦前回帰を実現する。そのための足固めを急いでいるようにみえる。こうして、その前兆がみえていた大日本帝国会社づくりが、いまや、どのような形で進行するようになっているのか。どの辺まで、その工程が進捗して来てしまっているのか。この動きを塞き止めるために求められることは何なのか。

ISBN978-4040821108
浜矩子
\864
2017.06.12
三国志

 日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備と諸葛亮の葛藤―あなたの知らない三国志がここにある。

ISBN978-4121020994
渡邉義浩
\821
2017.06.12
にらみ

 大黒屋に脅迫状が届いた。古着大市を取りやめぬと客を殺戮するという。影・九条文女との接見の帰途、総兵衛一行は怪しい霧に包まれ、南蛮鎧兜の集団により奇妙な飛び道具で襲撃される。総兵衛は諜報網のすべてを使って情報を集める。やがて、坊城麻子から有力な情報が届いた。禁裏と公儀の狭間に蠢く鵺のような役職があるという。総兵衛は一計を案じ、読売を使って敵を誘き出すことにした。

ISBN978-4101380599
佐伯泰英
\680
2017.06.12
縁見屋の娘

 江戸・天明年間の京都。働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。代々から続く“徳を積む"という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。ある日、店に修験者が訪れ、父は男に縁見屋ゆかりの火伏地蔵堂の堂主を任せることに。お輪は「帰燕」と名乗るその男に、なぜか心を惹かれていくが……。

ISBN978-4800267443
三好昌子
\702
2017.06.03
うつろな十字架

 中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた。

ISBN978-4334774660
東野圭吾
¥691
2017.06.03
緋の天空

 時は奈良時代。藤原家の一族として生を享け、美しく光り輝くように成長した姿から、父・藤原不比等に光明子と名付けられた一人の少女がいた。成長とともに激しさを増す朝廷の権力争い、貧窮者の救済、仏教の広布、相次ぐ災害や疫病……。数々の混迷を乗り越え、夫・聖武天皇を支え、国と民を照らす大仏の建立を目指す。時代を大きく動かし、国の礎を築いた光明皇后。

ISBN978-4087455809
葉室麟
¥734
2017.06.03
岳飛伝 七

 南宋の根本を揺るがす「印璽・短剣」と引き換えに、秘密裏に南宋を脱出した岳飛。直後、許礼ら南宋軍に追われるも、梁山泊の致死軍に守られ南下、大理の近くで居を構えることに。そんな中、弱体化したかに思われた青蓮寺の不穏な気配がそこかしこで感じられるようになる。一方、秦容のいる南の開墾地は銭が流通し、町としての機能が整い始めていた。

ISBN978-4087455816
北方謙三
¥648
2017.05.29
アキラとあきら

 零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった……。

ISBN978-4198942304
池井戸潤
¥1,080
2017.05.29
閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済

 人類史上、もっとも深刻な危機! それを乗り越える道とは? 資本主義の終焉で、世界経済の「常識」が逆転した。限界をこえて経済成長を追求すれば、企業は巨大な損失を被り、国家は秩序を失う時代になったのだ。この危機を乗り越え、生き残るのは、「閉じた経済圏」を確立した「帝国」だけである。「長い21世紀」という500年ぶりの大転換期に始まる、新しい「帝国」システム。そのもとで、米英・欧州・中露の経済はどう変わるのか? 日本を救い出す方策とは何か?

ISBN978-4087208832
水野和夫
¥842
2017.05.29
捨てられる銀行2

 いま、銀行や生保、証券会社が「お客様の資産運用のため」というトークで売る金融商品の多くは高額手数料を取れる金融機関本位の商品ばかり。銀行の窓口で勧められる「外貨建て貯蓄性保険商品」はその最たる例だ。森長官の改革は顧客本位でない営業姿勢を続ける全金融機関を「見える化」して、自然淘汰に追い込む。

ISBN978-4062884228
橋本卓典
¥864
2017.05.20
石川晋先生と南惠介先生の選書コーナーを設置しています!
現在、教育書専門店のフェア台にて授業づくりネットワーク理事長の石川晋先生と南惠介先生に選書していただいた書籍が並べております。

教育書から絵本まで、今の先生方に「読んでもらいたい本・薦めたい本」をテーマに選んでいただきました!
どれもこれも名著ばかりですよ。

写真は少しぼかしを入れさせていただいています。
ぜひ、店頭にてお立ち寄りの際にご確認いただければと思います。


2017.05.17
左近 下

 人生、意気に感ず……。大和国(やまとのくに)の守護となった筒井家に、織田信長が明智光秀によって本能寺で討たれたとの一報が届く。去就を決しかねる筒井家で、静観を主張する島左近は、偵察に出た先で山伏を捕捉した。その山伏こそ、羽柴秀吉の奏者・石田三成だった。なぜ知勇兼備の左近ほどの男が、「算盤侍」と秀吉の猛将たちから揶揄(やゆ)される石田三成に仕えることにしたのか……。

ISBN978-4569767208
火坂雅志
¥842
2017.05.17
左近 上

 我、昇竜たらん……。大和国(やまとのくに)を治める筒井家で、その剛直さと胆力を認められた島左近清興(きよおき)は、若くして侍大将に取り立てられる。そんな中、梟雄(きょうゆう)・松永弾正久秀が大和に攻め入ってきた。次々に城を落とされ窮地に陥る筒井家にあって、左近は、松永勢を相手に獅子奮迅の働きをするが……。

ISBN978-4569767192
火坂雅志
¥842
2017.05.17
杜若艶姿

 当代随一の女形・五代目岩井半四郎と知り合い、再三、芝居への招きを受けていた小籐次。断り切れずついに承諾、しかも、おりょうも同道することに……。いつになく華やいだ気分の小籐次だが、平穏な日々がそうそう続くはずもなかった。久慈屋に気がかりな事態ができ、加えて御鑓拝借の因縁に、再び火がついたのである……。

ISBN978-4167908539
佐伯泰英
¥756
2017.05.17
ケモノの城

 17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。少女が生活していたマンションの浴室から、大量の血痕が見つかったのだった。やがて、同じ部屋で暮らしていた女も警察に保護される。2人は事情聴取に応じるが、その内容は食い違う。

ISBN978-4575519952
誉田哲也
¥820
2017.05.12
「天皇機関説」事件

 「天皇機関説」事件は、この学説を主張する憲法学者の美濃部達吉に対する、天皇を崇拝する退役軍人や右派政治家による攻撃が発端となっている。一九三五年二月に始まり、約半年に渡る「機関説」排撃運動の中で、美濃部に対する政治的な弾圧が行われただけでなく、言論や学問の自由も奪われ、立憲主義が事実上停止した。その結果、「権力の暴走」を止める安全装置が失われ、日本は破局的な戦争へと突き進む。
この事件は、社会がどのように「壊れて」いくのかを物語る昭和史の重要な分岐点である。現在の政治・社会状況との類似点に戦慄が走る……!

ISBN978-4087208788
山崎雅弘
¥821
2017.05.12
君の膵臓をたべたい

 ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて……。読後、きっとこのタイトルに涙する。

ISBN978-4575519945
住野よる
¥720
2017.05.12
自覚 隠蔽捜査5.5

 畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だった……。七人の警察官の視点で描く短篇集。

ISBN978-4101321615
今野敏
¥594
2017.05.09
スノーデン日本への警告

 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、テロ防止の名の下に、アメリカ政府は技術発展の著しいインターネットを通じた大規模な監視体制を構築していた。ところが対象となっていたのはテロリストだけではなく全世界の一般市民すべてだった。2013年6月、これらの事実を暴露したのが米国元情報局員のスノーデンである。権力が際限のない監視を行い、それが秘密にされるとき、権力の濫用と腐敗が始まる。本書では、日本人に向け、今起きている深刻な事態や権力を監視するための方途をスノーデンが明快に解説。

ISBN978-4087208764
エドワード・スノーデン
¥778
2017.05.09
マルクスを再読する

 <帝国>以後の時代」を考えるには、マルクスを再読する必要がある。資本主義国家が外部から収奪できなくなったとき、いったい資本主義はどうなるのか? この問題意識から、日本を代表するマルクス研究者が主要著作を読み解いた講義録。

ISBN978-4041053683
的場昭弘
¥1,080
2017.05.09
岳飛伝 六

 金軍・兀朮と呼吸を合わせたかのように戦を停止し、本拠に戻った岳飛。一方、呉用は宣凱に「岳飛を救え」と言い遺していた。梁山泊が救出に動き始める。ようやく臨安府に赴いた岳飛は、帝に拝謁後監禁されてしまう。独立軍閥を貫く姿勢が、宰相・秦桧の国造りにおける理念と衝突する。ついに、岳飛に死罪の処断が……。

ISBN978-4087455656
北方謙三
¥648
2017.04.28
授業研究所 教育講座のご案内
当店と繋がりの深い『授業研究所』のお知らせです。

『授業づくり一日講座』
日 時: 2017年6月25日(日)
      9:45〜16:45
場 所: エルおおさか
受講料: 3,500円
     (割引あり)

「授業づくり」「学級づくり」「教科」が1日で学べるお得な講座です!!

詳細は、「授業研究所」まで
 (当HPのリンク「授業研究所」からどうぞ!)

2017.04.25
逆説の日本史

 “バカ殿”島津久光を国父に戴き、生麦事件そして薩英戦争を引き起こしながらも「攘夷」の無謀さに目覚めた薩摩。一方、攘夷派を抑えきれず、ついには「朝敵」の汚名を着ることになった長州。のちに明治維新の原動力となった両藩がまつたく異なる道を歩んでいた激動の3年間に迫る。

ISBN978-4094064148
井沢元彦
¥788
2017.04.25
父と子と

 上方の大盗賊夜宮の長兵衛は斬首覚悟で江戸へと潜入した。十六年前、泣く泣く手離した娘に一目会いたくなったのだ。余命僅か、必死に捜す長兵衛。一方、迷宮入り事件を専門に追う二ツ森伝次郎ら戻り舟に、多忙の奉行所から長兵衛捕縛の命が下る。どんな悪も許さぬ伝次郎だが、大盗賊の子への想いを知ると一肌脱ぐ決意をする……。

ISBN978-4396343026
長谷川卓
¥756
2017.04.25
不忠 鬼役21

 京から江戸に戻った将軍毒味役の矢背蔵人介は、相番を務める同僚の桜木兵庫から娘の縁談を聞かされる。しかし、縁談相手の由緒ある乙山家の息子には悪評が。そして、相番の娘は窮地に陥る……。一方、城中では大御所・家斉の奇行が目立つが、家斉を守っていた小姓が何者かに惨殺された。「鬼役」蔵人介の怒りがついに爆発する。

ISBN978-4334774608
坂岡真
¥648
2017.04.25
憲法サバイバル

 いま、憲法は様々な視点から議論されている。すでに時代状況にあわなくなったから改正すべきという動きがある一方で、平和憲法としての価値をまもり通すべきという意見もある。日本国憲法はその成立過程を考えると、「戦争」とどうしても切り離すことはできない。また、「憲法」と「戦争」をつなぐものとして、天皇制も議論の俎上にあがっている。時代の節目に立たされている私たちがこれらの問題について考えるための対談を収録した一冊。

ISBN978-4480069535
ちくま新書編集部
¥842
2017.04.25
プロ野球・二軍の謎

 一軍を支え、一軍を目指すプロ野球の二軍。各チームに所属する約70名の「支配下登録選手」のうち、一軍登録された28名を除く最大42名の彼ら二軍選手は、どんな日々を送っているのか? 一軍の状況次第で急遽昇格することもあれば、二軍戦への出場機会ですら一軍選手に奪われることも。調整中のベテランと新人選手が入り交じり、「プロの厳しさ」を肉体的・精神的に学ぶ「二軍のリアル」を元メジャーリーガーの現役監督が解説。

ISBN978-4344984523
田口壮
¥864
2017.04.19
石川晋先生と南惠介先生が、「清風堂書店」にてトークイベントを開催
日 時:2017年5月14日 12:45(受付開始)
    13:00〜15:30
場 所:清風堂書店(B2F)と同ビルの梅田セントラルビル上階
    TKPガーデンシティ5F 
    ミーティングルーム5A
    (清風堂書店前のエレベーターから5Fへ上がれます)
お茶代:500円
定 員:先着30名 (現在申し込み者24名)

2017.04.12
生きることは闘うことだ

 自分の人生を生きるのに誰に遠慮がいるものか。あきらめるな。不断の抵抗こそ、人生の証だ……。個人とは? 社会とは? 家族とは? 国家とは? 精神の喜び、そして孤独とは? 社会の偽善を看破し全篇140字のツイートで「生きる意味」を問う、孤高の作家のプロテストソング。読むだけでこの世を生き抜く力≠ェ湧いてくる魂のフルスロットル言霊集、ついに誕生!

ISBN978-4022737083
丸山健二
¥778
2017.04.12
視力を失わない生き方

 海外で修業を積み、数々の治療法を開発。海外の眼科学会で最高賞を20回受賞している「眼科界のゴッドハンド」が語る、日本の眼科の真実。眼に関する日本の非常識、時代遅れを斬る! 併せて最善の治療法を解説。

ISBN978-4334039592
深作秀春
¥864
2017.04.12
ウケる!大人の会話術

 ユーモア作家の旗手が提案する、人生を助け、幸福にする会話術。文体模倣を駆使したパスティーシュ作家として、世の読者をうならせ、笑わせてきた清水義範。本書では、「話をチャーミングにする比喩」「自分をだしにすると話は面白くなる」など、ユーモアを織り交ぜた軽快な言葉のキャッチボールを身に着ける術を、実例満載で惜しみなく披露。

ISBN978-4022737090
清水義範
¥842
2017.04.05
入り婿侍商い帖

 勘定奉行大久保忠信の悪事を暴こうとして殺された兄の仇を討つため、武士となった角次郎。勘定奉行所が関わる不正を次々と暴き出すが、大久保は巧みに追及を逃れ続ける。崩落した永代橋の架け替え事業の普請担当だった長兵衛殺害の裏に、私腹を肥やそうとする一派の策謀があると睨んだ角次郎は、妻のお万季と共に、材木仕入れに疑義がないか調べ始める。

ISBN978-4041051870
千野隆司
¥734
2017.04.05
らんぼう

 巨漢の大浦・通称ウラと、小柄だが空手の達人の赤池・通称イケ―この刑事コンビは、腕は立つがキレやすく素行不良、やくざのみならず署内でも恐れられている。被疑者を半殺しにし、チンピラの車をぼこぼこにし、拳銃をぶっ放し、カジノでは大暴れ―だが、そんな傍若無人で無鉄砲な捜査が、ときに誰かを幸せにすることも。

ISBN978-4041049198
大沢在昌
¥778
2017.04.05
リバース

 深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明けるときがきたのかと。

ISBN978-4062935869
湊かなえ
¥691
2017.04.05
紅の五星

 かつて“冷たい狂犬”と世界から恐れられた元公安調査官の影山夏樹。商用で訪れた東南アジアで空港テロに遭遇した夏樹は、中国の伝説の諜報員にして恩師の梁羽から時限的に協力を要請される。「黄色五星」と名乗る謎のテロリストは中国の仕業を装っているらしい。暗闘に否応なく巻き込まれてしまった夏樹は、謀略の黒幕に迫るべく広大なフィリピンを奔走するが……。

ISBN978-4041053867
渡辺裕之
¥821
2017.03.31
旅猫リポート

 野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。

ISBN978-4062935616
有川浩
¥691
2017.03.31
天下流の友

 将軍家の肝煎りで、日の本一の剣客を決める御上覧試合の開催が決まった。主君真興の推挙を受け、湯瀬直之進は予選が行われる駿州沼里の地を踏んだが、城下を押し込みの一団が跳梁していた。その探索に乗り出そうとした矢先、直之進の前に尾張柳生の遣い手が現れる。果たして直之進は故郷に平穏を取り戻し、上野寛永寺で行われる本戦出場を果たせるのか。

ISBN978-4575668186
鈴木英治
¥710
2017.03.29
発達障害

 人の気持ちがわからない、空気が読めない、同じ失敗を繰り返す…それは発達障害かも知れません。日本の医学界きっての専門家が、疾患の種類、豊富な治療事例を懇切丁寧に解説します。

ISBN978-4166611232
岩波明
¥886
2017.03.29
日本の近代とは何であったか

 政党政治を生み出し、資本主義を構築し、植民地帝国を出現させ、天皇制を精神的枠組みとした日本の近代。バジョットが提示したヨーロッパの「近代」概念に照らしながら、これら四つの成り立ちについて論理的に解き明かしていく。学界をリードしてきた政治史家が、日本近代とはいかなる経験であったのかを総括する。

ISBN978-4004316503
三谷太一郎
¥950
2017.03.24
岳飛伝5

 南宋の宰相・秦桧は闇の中で戦いが終わってからのことを考えていた。そんな中、梁山泊の宣凱が岳飛を訪ね対話をする。岳飛は答えた。「中華を中華の民の国にしたい」と。一方、梁山泊の南の開墾地は本格的に始動。戦場では南宋軍の岳飛と金国総帥・兀朮が互いを求め、渾身の力を込めた激闘を繰り返していた。突然、秦桧から南宋軍に帰還命令が届く。岳飛の決断とは。

ISBN978-4087455519
北方謙三
¥648
2017.03.24
潜る女

 知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。真面目で魅力的な女性に見えるが、大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。

ISBN978-4167908034
堂場舜一
¥778
2017.03.24
連環の罠

 「城見と浪人の遺恨騒ぎに仕立てあげようではないか」。内与力・城見亨襲撃事件さえ利用する老獪な町方ども。だが町奉行所改革に燃える亨の主・曲淵甲斐守が抜群の裁きで立ちはだかる。追い詰められた町方は、何と闇の勢力に接触。保身への執念は役人をここまで腐敗させるのか。亨に降りかかる絶体絶命……そこに思わぬ援軍が。

ISBN978-4344425835
上田秀人
¥702
2017.03.21
経済ヤクザ

 政界や企業に食い込み、ハイエナの如くマネーを貪った「経済ヤクザ」たち。関西・関東の二人の巨頭を中心に、日本の経済ヤクザの興亡を覆面ジャーナリストが詳しく解説。彼らが復興利権やITバブルをいかにして我が物としてきたか。表社会とときに対立し、ときに補い合いながら、覇権を築き上げた歴史を明らかにする。

ISBN978-4041047361
一橋文哉
¥778
2017.03.21
虎の尾

 渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門を訪ねた。琉球空手の使い手である竜門に、宮下公園で複数の若者が襲撃された事件について話を聞くためだ。被害者たちは一瞬で関節を外されており、相当な使い手の仕業だと睨んだのだ。初めは興味のなかった竜門だったが、師匠の大城が沖縄から突然上京してきて事情がかわる。恩師は事件に多大な関心を示したのだ。

ISBN978-4198942120
今野敏
¥745
2017.03.21
旅立ちぬ

 幼馴染の汀女とともに故郷の豊後岡藩を出奔し、江戸・吉原に流れ着いた神守幹次郎は、剣の腕を見込まれ、廓の用心棒「吉原裏同心」となった。時は流れ、花魁・薄墨太夫が自由の身となり、幹次郎は汀女、薄墨改め加門麻との三人で新しい生活を始める。幼い頃に母と訪ねた鎌倉を再訪したいと願う麻に応え、幹次郎らは鎌倉へ向かう。

ISBN978-4334774370
佐伯泰英
¥670
2017.03.17
裁判の非情と人情

 裁かれるのも「人」なら、裁くのも「人」のはず。しかし、私たちにとって裁判と裁判官はいまだ遠い存在だ。有罪率99%といわれる日本の刑事裁判で、20件以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁判事が、思わず笑いを誘う法廷での一コマもまじえながら、裁判員制度、冤罪、死刑などをめぐり、裁判官の知られざる仕事と胸のうちを綴る。

ISBN978-4004316466
原田國男
¥821
2017.03.17
キャスターという仕事

 今という時代を映す鏡でありたい……。従来のニュース番組とは一線を画し、日本のジャーナリズムに新しい風を吹き込んだ〈クローズアップ現代〉。番組スタッフたちの熱き思いとともに、真摯に、そして果敢に、自分の言葉で世に問いかけ続けてきたキャスターが、23年にわたる挑戦の日々を語る。

ISBN978-4004316367
国谷裕子
¥907
2017.03.17
対話する社会へ

 個人の成長過程で、地域で、社会で、国家間で…あらゆる局面で、今いかに「対話」が喪われ、その結果何が起きているのか。逆に「対話」があれば、どんなことが可能になるのか。新しい視野が開け、何年もたってから大きな解が得られる対話とは、そもそも人間にとって何なのか。豊富な事例をもとに説く、渾身の警世の書。

ISBN978-4004316404
暉峻淑子
¥929
2017.03.15
天華の剣 下

 夢伝心眼流最高師範皆伝の大剣客・式部蔵人光芳に、宗次と西条貞頼暗殺の下命が!大老・酒井忠清の勢力による、宮将軍招聘に反対する老中・堀田正俊一派への攻撃は苛烈さを増していた。穏密情報機関「白夜」の頭領・貫鬼四郎五郎高房は、正俊を狙い襲撃をかけるも、堀田家家臣の決死の一矢に討たれ絶命。悲壮な決意を秘める宗次と蔵人との最終決戦が迫るのだった。

ISBN978-4334774226
門田泰明
¥713
2017.03.15
天華の剣 上

 次と同じ長屋に住む少女二人が、権力者に愛玩される珍犬、狆を近所の寺で拾った。その直後に、殺気漂う侍たちが寺に駆け込んで来たのを目撃した宗次は、悪い予感を覚える。そんな最中、大身旗本、筆頭大番頭の西条山城守貞頼一行が襲撃された。不気味極まりない全身白装束―謎の“白忍び”の一団に!不穏に蠢く幕閣の権力争いを、武炎の剣で宗次が斬る!

ISBN978-4334774219
門田泰明
¥713
2017.03.15
内通者

 千葉県警捜査二課の結城孝道は、千葉県土木局と建設会社の汚職事件を追っていた。捜査の発端となったのは建設会社の窓際社員による内部告発だった。彼の情報により決定的な証拠もつかみ逮捕直前までいくが…。一方、結城の家族にも不幸が襲う。一体これは偶然なのか?

ISBN978-4022648372
堂場舜一
¥821
2017.03.15
連写

 国道246号沿いでバイクを利用した強盗が連続発生、警視庁の覆面捜査チーム「トカゲ」に出動命令がくだる。IT捜査専門の捜査支援分析センターも動員され、「黒ずくめのライダー」を捜すが、なぜか糸口が見つからない…。犯人はどこへ消えたのか?

ISBN978-4022648396
今野敏
¥756
2017.03.02
騎士団長殺し 第2部

 その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。

ISBN978-4103534334
村上春樹
¥1,944
2017.03.02
騎士団長殺し 第1部

 その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。

ISBN978-4103534327
村上春樹
¥1,944
2017.02.14
シルバー・デモクラシー

 戦後日本人の先頭として戦後民主主義、高度成長の恩恵を受けてきた団塊の世代。戦後70年を超えた現在、65歳以上人口比重は約3割、2050年には4割となる。全員が高齢者となった団塊の世代はこれから、「与えられた民主主義」を超えることなく私生活主義に堕して終わるのか。1947年生まれの著者が自ら問い直す「後世に何を引き継ぐか」。

ISBN978-4004316107
寺島実郎
¥821
2017.02.14
ロシア革命入門

 帝政を打倒し、世界初の社会主義国家ソヴィエト連邦を樹立したロシア革命。第一次世界大戦を終わらせ、農民や労働者を貧困から救い、生活環境を改善するという崇高な理想を掲げスタートした国家が、奇跡的な成功を収めた後、いかに当初の精神を失い、粛清の嵐が吹き荒れる独裁体制へと変貌を遂げていったのか。1917年のロシア革命から100年を迎える2017年、人類最大の社会実験である社会主義革命の意味を、レーニン、トロツキー、スターリンなどの人間模様、石油利権に群がる政治家と財閥の姿を通しながら検証する。

ISBN978-4797680072
広瀬隆
¥821
2017.02.14
ルポ・トランプ王国

 なぜトランプなのか? ニューヨークではわからない。アバラチア山脈を越えると状況が一変した。トランプを支持する人々がいた。熱心な人もいれば、ためらいがちな人も。山あいのバー、ダイナー、床屋、時には自宅に上がり込んで、将来を案ずる勤勉な人たちの声を聴く。普段は見えない、見ていない、もう一つのアメリカを見る。

ISBN978-4004316442
金成隆一
¥929
2017.02.06
考え方のコツ

 仕事の最大の目的は社会の発展に寄与すること。そのためには「知ること」より「考えること」を“自分自身の新しい学び”として体得することが重要である。著者のキャリアをベースに、日々の仕事と生活に、変化と成長をもたらす35のコツを説く。『暮しの手帖』編集長が説く「仕事」と生活の指南書。

ISBN978-4022618122
松浦弥太郎
¥626
2017.02.06
沈黙

 島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。

ISBN978-4101123158
遠藤周作
¥594
2017.02.06
在日マネー戦争

 大正期、朝鮮半島から玄界灘を越え、三人の男が日本に渡ってきた。戦後、多くの在日コリアンが住みついた大阪・猪飼野を舞台に繰りひろげられた、在日金融機関の設立・再編をめぐるマネー戦争。「在日のドン」と呼ばれる男たちの栄光と挫折のマネーゲームに迫った渾身ノンフィクション!

ISBN978-4062817073
朴一
¥680
2017.02.04
岳飛伝 三

 金軍総帥・兀朮が梁山泊の北に展開すると同時に、撻懶の軍も南進を始めた。戦いの幕がついに切って落とされた。呼延凌率いる梁山泊軍との全面対決となる激突だった。史進の遊撃隊の奇襲により、大打撃を蒙った金軍は後退し、戦いは収束。梁山泊は若い宣凱を単身金に差し向け、講和の交渉に入った。一方、岳飛は来るべき戦いに向け準備を開始する。

ISBN978-4087455304
北方謙三
¥648
2017.02.04
応仁の乱

 室町幕府はなぜ自壊したのか。室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七〜七七)。細川勝元、山名宗全というときの実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。

ISBN978-4121024015
呉座勇一
¥972
2017.02.04
40歳からの認知症予防入門

 画像診断で萎縮が確認できる段階では、病状はすでに、深刻なレベルに到達している。脳内の病変や異常タンパク質の蓄積は、40歳から始まる。働き盛り世代からの予防策だけが、認知症の発症リスクを低下させる。食事や運動、人との交流や読書習慣など、何をどれくらい、どのように取り組めばいいのか。豊富な診察経験をもつ著者が、科学的エビデンスに基づく予防法をやさしく詳しく解説する。

ISBN978-4062579889
伊古田俊夫
¥972
2017.01.28
近代天皇論

 退位問題をきっかけに天皇とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。折しも資本主義が限界に達した日本。経済成長のためなら「国民の分断」もやむなしとするのが政権与党だが、「国民の統合」が危機に瀕し、民主主義の基盤が揺らぐこの時代にあるべき天皇像とはいかなるものか。この問題を国民が真に考えるためには、幕末にまで遡り、わが国固有の伝統と西欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合わねばならない。

ISBN978-4087208658
片山杜秀・島薗進
\821
2017.01.28
ロシア革命

 史上初の社会主義国家樹立の契機となったロシア革命から100年。これまで革命の「最後の障害」とされてきた立憲主義者、自由主義者らの奮闘に光をあて、新たな社会を模索した人びとが当時に賭けた思いや挫折を臨場感あふれる筆致で描き出す。あの時潰え、民衆の間に新たに生まれたものは何だったのか。今日的意味を考える。

ISBN978-4004316374
池田嘉郎
\907
2017.01.25
乱丸 天

 猛将・森三左衛門の三男として美濃・金山城に生をうけた森乱丸。それは織田信長が天下布武を決意した年のことだった。やがて才気溢れる若者に成長した乱丸は、天下人を目指す信長の側近くに小姓として侍ることになる。魔王の覇道を共に歩む近習衆、そして名だたる戦国武将たち。美しき若武者の目に映じた彼らの姿と心の裡とは……。

ISBN978-4198941895
宮本昌孝
\724
2017.01.25
闇の水脈

 麻薬取締官から捜査の協力要請を受けた、麻布署生活安全課の小栗烈。不本意ながら引き受けた小栗だったが、捜査内容はほとんど聞かされず、命じられた任務は、容疑者の張り込みだけだった。そんな中、群馬県館林市の雑木林で女性の絞殺死体が発見された。群馬県警との合同捜査となり、麻布署からは刑事課捜査一係の岩屋雄三が捜査に加わる事になったが、身元が割れた被害者は意外な人物だった。

ISBN978-4758440639
浜田文人
\724
2017.01.20
蜜蜂と遠雷 直木賞

 3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか。

ISBN978-4344030039
恩田陸
¥1,944
2017.01.20
しんせかい 芥川賞

 十代の終わり、遠く見知らぬ土地での、痛切でかけがえのない経験……。19歳の山下スミトは演劇塾で学ぶため、船に乗って北を目指す。辿り着いたその先は【谷】と呼ばれ、俳優や脚本家を目指す若者たちが自給自足の共同生活を営んでいた。苛酷な肉体労働、【先生】との軋轢、そして地元の女性と同期との間で揺れ動く思い……。

ISBN978-4103503613
山下澄人
¥1,728
2017.01.14
政府はもう嘘がつけない

 世界を揺るがす「パナマ文書」の知られざる真相、カネの流れを辿れば見えてくるアメリカ大統領選の本質、憲法改正の入り口としての緊急事態条項をはじめ日本に忍びよる強権的「ファシズム」の怖さ、ISDS条項をはじめTPPに埋め込まれたた罠……。世界でも日本でも、違和感だらけの世界が広がっている……。でも、大丈夫! 政府がシステムで国民を縛るなら、私たちはシステムの外で動き出せばいい。世界でも日本でも、新しいうねりが動き始めている。今こそ、脳内世界地図を更新し、取るべき行動があなたにはある。

ISBN978-4040820927
堤未果
¥864
2017.01.14
政府は必ず嘘をつく 増補版

 増補版では、巻末に袋とじで、安倍政権下でついに調印されたTPPの国民に知らされていない真相、導入後も否定的な意見が後を絶たないマイナンバー制度の危険な罠などについて緊急レポート。国政選挙を控え、与党が3分の2を占めた後に進めようとしている強権的な政治に対して、国民は何を考え、どう行動をとればいいのか。真実の情報を見抜くことの大切さと、国民が今やるべきことは何かについてまとめていく。

ISBN978-4040820606
堤未果
¥864
2017.01.13
黒書院の六兵衛 下

 御書院番士・的矢六兵衛はもとの六兵衛にあらず!? 正体を探る中見え隠れする的矢家の事情。その間も六兵衛は、次第に居座る部屋を格上げし、ついに最も高貴な御座敷、黒書院へ。果たして六兵衛は何者なのか? 天朝様ご到着まであと数日……。笑って泣いて物語は感動の結末へ。比類なき武士の物語ここにあり。

ISBN978-4167907679
浅田次郎
¥734
2017.01.13
黒書院の六兵衛 上

 江戸城明け渡し迫る中、開城のため、官軍のにわか先遣隊長として、送り込まれた尾張徳川家・徒組頭の加倉井隼人。勝安房守に伴われ宿直部屋で見たのは、無言で居座る御書院番士だった。ここで悶着を起こしては江戸が戦に。腕ずくで引きずり出してはならぬとの西郷隆盛の命もあり、どうする、加倉井。奇想天外の傑作ここにあり。

ISBN978-4167907662
浅田次郎
¥734

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