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  新刊・注目書籍

2018.05.22
最強の経営者

 シェアの下降が止まらず「夕日ビール」と蔑まれたアサヒビールに、住友銀行から乗り込んだ樋口廣太郎。先例にとらわれず、ライバル会社に教えを請い、若い社員を硬軟織り交ぜながら鼓舞して、大胆な改革を次々と実践する。絶対王者を抜き去り業界のトップへと押し上げた逆転劇を、企業小説の名手が鮮烈に描く!

ISBN978-4062939041
高杉良
¥820
2018.05.22
金の邀撃

 雇い主・両替商分銅屋の持ち長屋に住まう用心棒・諫山左馬介。つとめ明けで部屋に戻ると、同じ長屋で柳橋芸者として生活する女お庭番・村垣伊勢から声がかかった。田沼意次の幕政改革を察知した目付が、札差の加賀屋を訪ねたという。将軍家重から田沼への手出しを禁じられ歯噛みする目付と札差が組むとなれば、狙いは田沼と通じている分銅屋か。襲撃に備える分銅屋に、そわそわする左馬介……。

ISBN978-4758441629
上田秀人
¥691
2018.05.22
未来の年表2

 今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、あなたの生活に即しながら明らかにする。言うなれば、これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧してみようというのだ。

ISBN978-4065117682
河合雅司
¥907
2018.05.22
「官僚とマスコミ」は嘘ばかり

 官僚たちは、自分たちの思う方向に状況をもっていくために、いかにメディアを操るか? マスコミは、なぜミスリードを繰り返すのか? 本書は、様々な「ニュース」の裏で、財務省はじめ官庁がどのような仕掛けをするのか、そしてマスコミがいかに間違えるのかを、「森友問題・加計問題」の真相分析や、著者の実体験もふんだんに交えながら紹介。驚愕の「霞が関とマスコミの癒着構造」を明らかにする、衝撃の書。

ISBN978-4569840680
高橋洋一
¥972
2018.05.17
玉依姫

 高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。そこで志帆を待ち受けていたのは、恐ろしい儀式だった。人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶体絶命の少女の前に現れた青年は、味方か敵か、人か烏か? ついに八咫烏の支配する異世界「山内」の謎が明らかになる。

ISBN978-4167910617
阿部智里
¥756
2018.05.17
雨に殺せば

 大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は?ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい……。大阪弁での軽妙なやりとりと、重厚なハードボイルドの融合。

ISBN978-4041066003
黒川博行
¥691
2018.05.17
白刃

 幕閣の重鎮、御小姓組番頭の橘右近が死した。橘から「裏御用」を命じられ、数多の奸臣を成敗してきた将軍の毒味役、御膳奉行の矢背蔵人介はその死を引きずっていたが、突然、何者かから「密命」が下った。蔵人介の周囲には次々と異変が起こる。はたして密命を命じてきた人物は味方なのか、それても敵なのか。

ISBN978-4334776572
坂岡真
¥648
2018.05.17
素顔の西郷隆盛

 今から百五十年前、この国のかたちを一変させた西郷隆盛とは、いったい何者か。薩摩での生い立ちから、悩み多き青春と心中未遂、流謫の南島から幕末の渦中へと舞い戻り、策謀と戦闘の果てに倒幕を成し遂げ、ついには賊軍として西南戦争で自決するまで。後代の神格化と英雄視を離れて、「大西郷」の意外な素顔を活写、その人間像と維新史を浮き彫りにする。

ISBN978-4106107603
磯田道史
¥886
2018.05.14
ホーキング、宇宙を語る

 この宇宙はどうやって生まれ、どんな構造をもっているのか。この人類の根源的な問いに正面から挑んだのが「アインシュタインの再来」ホーキングである。難病と闘い、不自由な生活を送りながら遙かな時空へと思念をはせる、現代神話の語り部としての「車椅子の天才」。限りない宇宙の神秘と、それさえ解き明かす人間理性の営為に全世界の読者が驚嘆した本書は、今や宇宙について語る人間すべてにとって必読の一冊。

ISBN978-4150501907
スティーヴン・Wホーキング
¥799
2018.05.14
羊と鋼の森

 高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていく……。一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。

ISBN978-4167910105
宮下奈都
¥702
2018.05.14
スマホが学力を破壊する
急速に普及したスマートフォンは日本人の生活に深く浸透している。しかし、その使用に付帯するリスク、とりわけ子どもたちによる長時間使用の危険性や、成績に及ぼされる影響についてはあまり知られていないのではないか。本書は、仙台市の総計7万人を超える子どもたちを対象に、数年間にわたって行われた大規模調査の結果を基に、スマホやアプリの使用がもたらす影響を解明し、スマホ使用のリスクを正面から論じた衝撃のレポートであり、現代人、とりわけ全保護者必読の一冊である。

ISBN978-4087210248
川島隆太
¥799
2018.05.08
紅い鷹

 工藤雅彦は高校生に襲われていた。母親の治療費として準備した三百万円を狙った犯行だった。気を失った工藤は、翌日、報道で自分が高校生を殺したことになっていることを知る。匿ってくれた小暮俊助という謎の男は、工藤の罪を揉み消す代わりにある提案をする。そのためには過酷なトレーニングにパスしろというのだが……。工藤の肉体に封印された殺し屋の遺伝子が、今、目覚める!

ISBN978-4198943226
矢月秀作
¥724
2018.05.08
ルポタックスヘイブン

 文書には富裕者、巨大企業などさまざまな人々、組織の名が含まれていた。世界的スポーツメーカーのナイキがロゴの商標権をタックスヘイブンにおくことで、3年間の収益約4300億円をタックスヘイブンのペーパーカンパニーに集めることで、税逃れをしていた事実などが浮かび上がったなど。そこには法律事務所アップルビーからの税逃れのための提案書があり、巨額の税を逃れるまでの事実を生々しく伝えている。

ISBN978-4022737618
朝日新聞ICIJ取材班
¥994
2018.05.08
国体論 菊と星条旗

 自発的な対米従属を、戦後七〇年あまり続ける、不思議の国・日本。この呪縛の謎を解くカギは、「国体」にあった。「戦前の国体=天皇」から「戦後の国体=アメリカ」へ。気鋭の政治学者が、この国の深層を切り裂き、未来への扉を開く。

ISBN978-4087210286
白井聡
¥1,015
2018.05.08
昭和歌謡の謎

 「神田川」の「三畳一間の小さな下宿」も「学生街の喫茶店」の「学生でにぎやかなこの店」も実在していたなんて。ベストセラー『童謡の謎』シリーズでおなじみの合田道人が、今ブームの「昭和歌謡」の謎に挑む。平成生まれの若者でもカラオケで「天城越え」「居酒屋」「贈る言葉」など昭和の歌を熱唱する現在、歌い継がれる楽曲に秘められたドラマを解き明かします。

ISBN978-4396115371
会田道人
¥929
2018.05.01
永久囚人警視庁文書捜査官

 針金で縛られた遺体が発見された。傍らには、謎の血文字。鳴海理沙警部補率いる文書解読班に出動命令が下った。理沙がダイイングメッセージの解読に注力する一方、班員の矢代は、新任の夏目と共に遺品の中から小説らしき文章を発見する。幻想小説『永久囚人』の一部で入手困難な稀覯本だと判明し、その原本を辿っていくと、さらなる殺人事件が起きてしまう。

ISBN978-4041069967
麻見和史
¥734
2018.05.01
ラストチャンス

 順調にメガバンクの出世コースを歩んできた樫村徹夫は、送別会の帰り道「あんたの人生、七味とうがらし」と、辻占師に不吉で不可解な言葉をかけられる。深みある人生にするか、辛すぎて酷い味になるかは自分次第。吸収合併を機に、飲食店チェーンのCFOに抜擢された樫村は、綻びだらけの企業を再建できるのか。

ISBN978-4062938891
江上剛
¥886
2018.05.01
風かおる

 鍼灸医・菜摘は「妻敵討ち」の旅から戻った養父・佐十郎と十年ぶりの再会を果たす。しかし、死病に侵された佐十郎にかつての優しい面影はなく、帰藩は妻敵討ちを唆した者との果し合いのためだという。討たれると知りながら治療を施すことに葛藤を覚えた菜摘は果し合いの相手を探るが、やがて哀しい真実に突き当たる。

ISBN978-4344427372
葉室麟
¥648
2018.05.01
陰謀の日本中世史

 本能寺の変に黒幕あり? 関ヶ原は家康の陰謀? 義経は陰謀の犠牲者? 俗説、一蹴!
『応仁の乱』の著者が史上有名な“陰謀”をたどりつつ、“陰謀論”を徹底論破する。
史実とフィクションは明瞭に違う。◆本能寺の変に黒幕あり?→いない。光秀をバカにしすぎ。◆関ヶ原は家康の陰謀? →違う。家康も追い詰められていた。◆義経は陰謀の犠牲者? →誤り。義経の権力は砂上の楼閣だった。

ISBN978-4040821221
呉座勇一
¥950
2018.04.23
まったなし

 独身で嫁取りの話がひきもきらない清十郎ですが、いったいその理由は? 未だ妻を亡くした悲しみが癒えない麻之介、養子に入った家で年齢の離れた許婚のいる吉五郎、そして彼らの親友で大金持ちの金貸し丸三とその妾のお虎。いずれも清十郎の運命の人が現れることを願っているが、様々な障害や思わぬ事件に巻きこまれ……。

ISBN978-4167910440
畠中恵
¥702
2018.04.23
明日の子供たち

 三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響くとき、昨日と違う明日が待っている。

ISBN978-4344427143
有川浩
¥832
2018.04.23
桜狼

 警視庁捜査一課の鹿取信介。以前は公安部に属し、警察庁警備局長の直轄で「隠れ公安」として動いていた。鹿取は世田谷区宮坂で起きた発砲事件で、所轄の女性刑事・吉田裕美とタッグを組むことになる。うんざりしながらも捜査を進める中、この発砲事件の裏にきな臭いさまざまな影が見えてきた。一方で必要以上にやくざを憎み「心火の敵」とまで言い切る吉田の過去にはいったい何が……。

ISBN978-4758441575
浜田文人
¥724
2018.04.17
かがみの孤城

 あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた……。なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

ISBN978-4591153321
辻村深月
¥1,944
2018.04.17
学ぶ脳

 ぼんやりしている時に脳はなぜ活発に活動するのか。 脳ではいくつものネットワークが状況に応じて切り替わりながら活動している。ぼんやりしている時、ネットワークが再構成され、新たなひらめきが生まれる。注意の対象を切り替え、思考法を替えて、人はどう学ぶのか。人として大切な根源的な学びとは。

ISBN978-4000296724
虫明元
¥1,296
2018.04.17
流れの勘蔵

 江戸は秋、瀕死の怪我を負った亮吉が本復に向かい、政次たちはほっと一安心。一方宗五郎ら一行は、当代豊島屋十右衛門の京での本祝言を無事終え帰路に着いていた。そんなある日、板橋宿の御用聞き仁左親分が金座裏を訪ねてきた。板橋宿で分限者や妓楼の子どもばかり狙った拐しが三件起きたが、その一味が江戸へ潜り込んだらしい。政次たちは早速動きだすが、そこに影の探索方「八州方」も参入して……。

ISBN978-4758441568
佐伯泰英
¥745
2018.04.17
爆裂通貨

 ハロウィンの渋谷で、マリオの仮装で見事な行進をする集団が注目を集めていた。直後にATM爆破と殺人事件が同時多発! しかもハワイでも……。これは国際テロの予兆なのか。警視庁公安部のエース青山望が、同期カルテットと共に辣腕を発揮。日本の隙に忍び寄る北朝鮮の影を追う。

ISBN978-4167910457
濱嘉之
¥778
2018.04.17
読書の価値

 僕がもの凄く沢山のことをすべて本から学んできた、という事実である。文字がすらすらと読めないハンディを背負いながらも、とにかく本を読むしかなかった。知りたいことは、活字を追うことでしか得られなかったのだ。そして、本を読むことが僕にとって、いつの間にか日常になり、また、そういったインプットを体験していたからこそ、逆にアウトプットする仕事を得られたのである。

ISBN978-4140885475
森博嗣
¥886
2018.04.17
戦国武将の精神分析

 中世の「絶対的父権」に抗った武将たちの心理、徳川家康や毛利元就の「意趣返し」にみる日本人の遺伝子、名君・武田信玄の戦略に垣間見られるまさかのサイコパス疑惑など、最新の脳科学と歴史学の知見を踏まえた分析で、驚きに満ちた戦国武将たちの実像を明らかにする。

ISBN978-4800278173
中野信子・本郷和人
¥864
2018.04.09
避けられたかもしれない戦争

 自国の面子のために動くアメリカ、それに異を唱えるフランス、アメリカ追随のイギリス、本心を見せないロシアと中国……。対する、国際社会の思惑に左右される紛争当事国アフガニスタン、イラク、グルジア、コートジボワール、コンゴ、スーダン、レバノン、コソボ、ハイチ、シリア。新たな脅威としてのテロリズムの台頭。国連設立の時代とは大きく変わり、従来の秩序では対処しきれない脅威にも唯一無二の存在として国連がその使命を果たすためには、どのような道があるのか。変わろうとする国連の姿は、将来国際公務員を目指す若者に希望を与える。憲法9条改正の議論、緊迫化する米朝関係、不透明感を増す日本の安全保障の現実を直視するなら、もう無関心ではいられない。これからの世界のなかでの日本を考えるための必読の書。

ISBN978-4492444450
ジャン=マリー・ゲーノ
¥3,672
2018.04.09
鳥! 驚異の知能

 鳥類は恐竜の子孫である。ヒトをふくむ哺乳類とはまったく異なる道筋で進化を遂げた。鳥の小さな脳をくわしく研究した結果、わたしたちのものとは別の方法で生まれたもう一つの「賢い脳」がすがたを現した。近年の科学研究は、彼らの高度な心的能力とそれを生む脳構造をつぎつぎに明らかにしてきた。鳥は道具を操り、他者の心を読み、確率を理解し、数百の歌を学び、数千キロを地図なしで旅する。世界中にいる翼の生えた天才たちの能力を紹介し、「知能とはなにか」に迫る。

ISBN978-4065020531
ジェニファー・アッカーマン
¥1,404
2018.04.02
誰も書かなかった老人ホーム

 複数の施設で介護の仕事をし、現在は日本最大級の老人ホーム紹介センター「みんかい」を運営する著者は、老人ホームのすべてを知る第一人者です。老人ホームのウラのウラまで知る著者が老人ホームの実態を余すところなく開陳していきます。 何を基準に選んだらいいのか。高いお金を出せば解決するのか。入居者は何を心掛けるべきなのか。 世間で語られている誤解と偏見を排して、真実の姿を明らかにする本書に、その答えがあります。

ISBN978-4396115326
小嶋勝利
¥907
2018.04.02
マルクス資本論の哲学

 もし三度目の《世界革命》が起こりうるとして、今なおこの世界の枠組みを規定している資本制について、最も行きとどいた分析を提供しているこの書を踏まえる事なしにはあり得ないだろう。マルクスの原理的な思考の深度と強度、そして「資本制が圧しつぶしてゆくちいさな者たちへの視線」に寄り添いつつ語る、本格的入門書。

ISBN978-4004316961
熊野純彦
¥950
2018.04.02
リベラルの毒に侵された日米の憂鬱

 「アメリカ人の常識からすると日本人の『リベラル』という言葉の使い方は、吹き出しそうになるほど、おかしいです」。日本では「リベラル=『左翼』と呼ばれたくない人たちの自称」とさえいわれ、立憲民主党、社会党から共産党までが「リベラル勢力」と称される。だが、これはあまりにも変だ。アメリカでは「リベラル=腹黒い、抑圧的、うっとうしい、傲慢」が常識となりつつあり、魔女狩り的な息苦しい社会が生まれている。日本人は、そんな「リベラルの危険性」に気づいているのか?

ISBN978-4569837734
ケント・ギルバード
¥929
2018.03.28
4/21に、『教師のすごい! 書く指導』(森川正樹、東洋館出版社)刊行記念イベント
4/21に、『教師のすごい! 書く指導』(森川正樹、東洋館出版社)刊行記念イベントを開催いたします。
「書くこと」を指導の核において教師人生を歩んできたスペシャリストが、皆様の疑問や悩みにお答えします。
お申し込みは店頭 06‐6312‐3080 もしくは、清風堂書店ツイッターをご覧ください。

2018.03.28
わるじい秘剣帖

 「腹を切る前に、珠子の唄を聴きたい」という岡崎玄蕃の願いを受け入れ、岡崎の屋敷に入った珠子。愛坂桃太郎、そして息子の仁吾も、珠子と行動を共にする。屋敷では、江戸城に向けられた大砲がいまにも火を噴かんとする中、ぎりぎりの交渉が続くが、ついに事態が動く。桃太郎、仁吾、そして玄蕃、用人の田所十三郎―四人の剣が閃いたのだ。無傷で屋敷から出てきたのは、はたして……。

ISBN978-4575668759
風野真知雄
¥620
2018.03.28
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

 労働時間は短いのに、経済は絶好調のドイツ。元NHK記者でドイツ在住27年の著者が、“残業が当たり前の日本"と“残業しないのが当たり前のドイツ"の違いを徹底分析。
「働き方改革」が叫ばれる日本のビジネスパーソンたちに、最短の勤務時間で最大のパフォーマンスを発揮するための方法、それに考え方を個人・組織・国のレベルでそれぞれ伝授する。

ISBN978-4797390865
熊谷徹
¥864
2018.03.28
松本清張「隠蔽と暴露」の作家

 社会全体に陰鬱な雰囲気がひろがりつつあるこの時代に、松本清張が再び求められている。本書は清張の表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどる。そして、清張の作品をとおして、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。戦争、明るい戦後、政界、官界、経済界、社会的弱者、宗教など、清張が精力的に描いたテーマは多くあるが、戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。

ISBN978-4087210163
高橋敏夫
¥821
2018.03.26
風は西から

 大手居酒屋チェーン「山背」に就職し、繁盛店の店長となり、張り切って働いていた健介が、突然自ら命を絶ってしまった。大手食品メーカー「銀のさじ」に務める恋人の千秋は、自分を責めた。なぜ、彼の辛さを分かってあげられなかったのか。なぜ、彼からの「最後」の電話に心ない言葉を言ってしまったのか。悲しみにくれながらも、健介の自殺は「労災」ではないのか、その真相を突き止めることが健介のために、自分ができることではないか、と千秋は気づく。そして、やはり、息子の死の真相を知りたいと願う健介の両親と共に、大企業を相手に戦うことを誓う。

ISBN978-4344032682
村山由佳
¥1,728
2018.03.22
億男

 「お金と幸せの答えを教えてあげよう」 宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。

ISBN978-4167910266
川村元気
¥734
2018.03.22
闇の叫び

 息子のかつての同級生の母親から連絡を受けた大友鉄。娘が通う中学の保護者が何者かに襲われたという。やがて別の父兄も被害に遭い、捜査に加わるも容疑者は二転三転。はたして犯人の動機は……。最愛の妻を亡くし、捜査一課から刑事総務課に異動して息子の優斗を育てるイクメン刑事シリーズ。

ISBN978-4167910273
堂場舜一
¥832
2018.03.22
秋霖やまず

 浅草御蔵前で、亡き先代伊勢亀に代わる札差の新筆頭行司がなかなか決まらない。父の跡を継いでの就任を固辞する伊勢亀の当代半右衛門の元に、不可解な企てとも取れる文が届き、幹次郎は危ぶむ。巨額の富と莫大な権力を手にする筆頭行司の座を巡り、長い秋雨にけぶる吉原の町にも陰謀が蠢き始め、狙われる西河岸の桜季、そしてついに……。

ISBN978-4334776138
佐伯泰英
¥648
2018.03.17
教育書フェア 開催中!

 日ごろよりご愛顧いただきまして、ありがとうございます。

 今年も、教育書フェアのシーズンが訪れました。

 皆様方のご来店をお待ちしております。

2018.03.07
表御番医師診療録 11

 御広敷番医師の矢切良衛は、登城後に医師溜で御膳所の仲居が昨夜腹痛を起こしたことを知らされる。その仲居は、大奥で将軍に出される料理の調理に携わる者。将軍の食事にもしや……。綱吉の体調を危惧した良衛は、お目通りを試みるのであった。一方、本所深川の顔役となった真野は、縄張り内での騒動が何者かの陰謀であることに気づく。

ISBN978-4041064375
上田秀人
¥691
2018.03.07
ラプラスの魔女

 ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。ふたりの被害者に共通点はあるのか。調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。

ISBN978-4041054932
東野圭吾
¥821
2018.02.27
脳には妙なクセがある

 コミュニケーション最強の武器となる笑顔は、“楽しい”を表すのではなく、笑顔を作ると楽しくなるという逆因果。脳は身体行動に感情を後づけしているのだ。姿勢を正せば自信が持てるのもその一例。背筋を伸ばして書いた内容のほうが、背中を丸めて書いたものよりも確信度が高いという……。

ISBN978-4101329246
池谷裕二
¥724
2018.02.27
あきない世傳 金と銀

 大坂天満の呉服商、五鈴屋の六代目店主の女房となった主人公、幸。三兄弟に嫁す、という数奇な運命を受け容れた彼女に、お家さんの富久は五鈴屋の将来を託して息を引き取った。「女名前禁止」の掟のある大坂で、幸は、夫・智蔵の理解のもと、奉公人らと心をひとつにして商いを広げていく。だが、そんな幸たちの前に新たな試練が待ち受けていた。

ISBN978-4758441476
高田郁
¥626
2018.02.27
岳飛伝 十六

 中華全土が戦場と化していた。沙門島沖では狄成と項充が、攻めてきた敵の海鰍船に忍び込み、船もろとも消失させた。一方、海陵王は刺客を使い胡土児の暗殺を企てていた。羅辰は、南宋水軍が南の甘蔗園を狙っていることを察知し、象山の造船所に火を放つ。梁山泊軍は、姑息な手を使う海陵王に激怒し奇襲をかけた。

ISBN978-4087456974
北方謙三
¥648
2018.02.14
医者が教える食事術

 本書は、20 万人を超える臨床経験を持ち、最新の医療テータや医学論文に詳しい医学博士の著者が、今の医学で正しいと言える「食の教養」をまとめた1冊。
人体の仕組みを解析した生化学をベースに、肥満・老化・病気がなぜ起こるのかというメカニズムの解説から、「どうすればいいのか?」についての68の具体策をまとめています。

ISBN978-4478102213
牧田善二
¥1,620
2018.02.14
大家さんと僕

 1階に大家のおばあさん、2階にトホホな芸人の僕(カラテカ・矢部太郎)。一緒に旅行するほど仲良くなった不思議な「2人暮らし」の日々は、もはや「家族」。

ISBN978-4103512110
矢部太郎
¥1,080
2018.02.14
おらおらでひとりでいぐも

 74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし。
結婚を3日後に控えた24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した桃子さん。身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――住み込みのアルバイト、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。
「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」

ISBN978-4309026374
若竹千佐子
¥1,296
2018.02.09
斬死 オッドアイ

 グアムの米軍基地で、海兵隊員が首を斬られる殺人事件が頻発。かつて日本の駐屯地で繰り返された惨劇との類似が指摘され、当時、捜査にあたった朝倉が召還されることに。はたして南国の闇にきらめく凶刃は、あの殺人鬼のものなのか。

ISBN978-4122065109
渡辺裕之
¥799
2018.02.09
維新と戦った男大鳥圭介

 われ、薩長の明治に恭順せず……。幕府歩兵奉行・大鳥圭介は異色の幕臣だった。全身にみなぎる反骨の気概、若き日に適塾で身に着けた合理的知性、そしてフランス式軍学の圧倒的知識。大政奉還後、右往左往する朋輩を横目に、江戸から五稜郭まで戦っていく。勝海舟や土方歳三に信頼された大鳥は、なぜ戦い続け、何を信じていたのか。

ISBN978-4101261720
伊東潤
¥810
2018.02.09
孤拳伝 4

 宗陵元との深夜の死闘を演じた朝丘剛は、熱も冷めやらぬまま神戸を後にする。劉栄徳、由佐肇……。二人の達人を破るべく武者修行を続ける剛。漂泊の星の下に生まれた男に安息の地はない。岡山に美作竹上流の本拠を訪ねた剛は鉢須賀了太に出食わす。偶然の再会にライバルたちの血は滾る。『修拳会館』で心の技を磨いた鉢須賀に道場破り同然の試合を申し込む剛。かつて闇試合で激闘を繰り広げた二人に決戦の火蓋は切って落とされた。

ISBN978-4122065147
今野敏
¥821
2018.02.08
人口減少と社会保障

 社会保険方式と国民皆年金・皆保険のもと整備されてきた日本の社会保障は、戦後の安定した雇用と人口増加に支えられて発展してきました。 しかし1990年代以降の経済停滞のなか、日本の家族と雇用のあり方が激変。社会的孤立や格差といった問題が表面化します。 さらに少子高齢化の末、人口減少という未知の領域に突入してゆく日本。今この国の社会保障には何が求められているのでしょうか。

ISBN978-4121024541
山崎史郎
¥950
2018.02.08
近代日本一五〇年

 黒船がもたらしたエネルギー革命で始まる日本の近代化は、以後、国主導の科学技術振興・信仰による「殖産興業・富国強兵」「高度国防国家建設」「経済成長・国際競争」と、国民一丸となった総力戦体制として150年間続いた。明治100年の全共闘運動、「科学の体制化」による大国化の破綻としての福島の事故を経たいま、日本近代化の再考を迫る。

ISBN978-4004316954
山本義隆
¥1,401
2018.02.08
倭の五王

 倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国からの交信が途絶えてから1世紀後、中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国史書から、中国”への接近”の意図や状況、倭国内の不安定な王権、文化レベルを解読、天皇と五王との比定などを通し、5世紀の倭の実態を描く。

ISBN978-4121024701
河内春人
¥1,357
2018.02.02
花咲舞が黙っていない

 その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、妖怪重役……。このままでは我が行はダメになる。花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む。

ISBN978-4122064492
池井戸潤
¥799
2018.02.02
西郷隆盛

 近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った男の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。

ISBN978-4041058411
池波正太郎
¥648
2018.01.30
物語のおわり

 病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発……。様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。

ISBN978-4022648730
湊かなえ
\691
2018.01.30
旅発

 将軍徳川吉宗と「大奥で忘れられた姫」竹姫との恋は成就せず、吉宗の大奥改革もとりあえず一幕が終わった。竹姫付き御広敷用人の任を解かれて寄合となり、静かな毎日を取り戻した旗本・水城聡四郎に、またも将軍吉宗から声がかかる。今回の命は「道中奉行副役」。「世の中を見てこい」という吉宗の命に、まずは東海道へ。

ISBN978-4334775834
上田秀人
\670
2018.01.30
岳飛伝15

 狙うは岳飛の首。しばらくの間、人夫となって潜伏していた南宋の程雲は、ついに岳飛に奇襲をかけた。岳飛は重傷を負い辛くも一命を取り留めたが、その際程雲も負傷。そして岳飛と呼応し東進する秦容軍は快進撃を続けていた。梁山泊軍の呼延凌は、金軍との全軍対決に向け、準備を整えつつあった。一方、南宋で秦桧の病が深刻な事態となっていた。

ISBN978-4087456875
北方謙三
\648
2018.01.18
ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

 子供たちの独立国家は、本当に実現するのか? そこで浮き彫りになる、日本の現在とは? 本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、一八世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。謎の園長・ハラさんが経営する小学校に通う、主人公の小学生「ぼく(ランちゃん)」とその仲間たちは、知性と個性に彩られた不思議な大人たちに見守られながら、少しずつ自分たちの「くに」を創り始める。

ISBN978-4087210125
高橋源一郎
\929
2018.01.18
わかりあえないことから

 中高年の多くの管理職の人たちは、「近頃の若者はコミュニケーション能力がない」と嘆いています。そもそも、現在、企業が要求するコミュニケーション能力とは、グローバルな経済環境の中においても価値観や文化が異なる人の意見を理解した上で、自らの考えを主張して説得したり、妥協点を見いだしたりすることができることです。
ところが、日本の企業は、自分たちも気がつかないうちに、「上司の意図を察して機敏に行動する」「会議の空気を読んで反対意見はいわない」といった従来型のコミュニケーション能力です。

ISBN978-4062881777
平田オリザ
\799
2018.01.18
これでも「アベ」と心中しますか?

 安倍政権発足から6年。各経済指標は好景気を示しているが、その実感はまるでない。自民党は総選挙に圧勝したが、市民は安倍政治を支持したわけでもなく、風向きが少し変われば、政権交代が起こった可能性もあった。アベノミクスの行き着く先は、一部のエリートだけが得をして、大半の庶民が損をする社会。気鋭エコノミストが、アベ政治の正体をわかりやすく検証し、鉄槌を下す。

ISBN978-4331521380
浜矩子
\918
2018.01.13
神坐す山の物語

 白と黒の山狗が連れ立って現れるような場所にある、奥多摩・御嶽山の神宮屋敷。そこで物語られる怪談めいた夜語り。著者が少年だった頃、伯母から聞かされたのは、怖いけれどもなぜか惹きこまれる話ばかりだった。切なさにほろりと涙が出る浅田版遠野物語ともいうべき御嶽山物語。

ISBN978-4575520576
浅田次郎
\640
2018.01.13
千春の婚礼

 婚礼の日の朝、千春の頬を伝う涙の理由を兄・麻太郎は摑みかねていた。「かわせみ」の若者たちに訪れた転機と事件を描く。表題作ほか、「宇治川屋の姉妹」「とりかえばや診療所」「殿様は色好み」「新しい旅立ち」の全五篇収録。

ISBN978-4167909925
平岩弓枝
\626
2018.01.13
剣と十字架

 人吉城下のタイ捨流丸目道場での修行を終えた坂崎空也は、仇討ちを企む東郷示現流・酒匂兵衛入道一派の刺客から逃れるため、五島列島の福江島へと向かった。だが、そこにも刺客は忍び寄り、空也はさらに北へ、隠れ切支丹と異人の剣士が潜む野崎島へと辿り着く。試練の三番勝負が始まる。

ISBN978-4575668650
佐伯泰英
\700
2018.01.06
辞令

 大手エレクトロニクスメーカーの宣伝部副部長・広岡修平に、突然、辞令が突きつけられた。異動先は「人事部付」。有能で人柄も良く、大きなミスもせずに社内の出世レースのトップを走っていた広岡に、左遷される節は思い当たらない。仕事に対する情熱と正義感では引けをとらず、自他共に認める同期の第一選抜だった広岡が脱落したのは、なぜか?

ISBN978-4167909628
高杉良
\918
2018.01.06
隠し湯の効

 門人が何者かに襲われる事件が続き、秀士館のまわりに不穏な空気が漂い始めていた。
狙いはどうも直之進らしい。そんななか、直之進は館長・大左衛門の頼みで大山・阿夫利神社へ木刀奉納に赴くことに。足を延ばして「信玄の隠し湯」名湯・中川温泉で腕の怪我を癒せとの、館長の親心であった。思わぬことに、願掛けをしたい琢ノ介、珠吉との賑やかな道中となったが、その一行を付けねらう影あり。

ISBN978-4575668629
鈴木英治
\710
2018.01.06
忖度

 神君家康の次男秀康の血を引く越前松平家は、幕府にとって格別な藩となる。外様第一の加賀藩にとっては監視される隣藩でもある。藩主前田綱紀のお国入りの際に襲撃しようとしたのは、はたして越前の者なのか。藩主綱紀と数馬の舅となった宿老本多政長は、数馬を越前福井に向かわせる。わが藩のためにと先走る敵方は、数馬たちの目的を察知し、襲いかかる。

ISBN978-4062938204
上田秀人
\713
2017.12.27
明治維新150年を考える

 2018年は、あの明治維新からちょうど150年である。この歴史上でも稀な“画期”に、各界を代表する論客が一堂に会した。民俗学の赤坂憲雄、憲法学の石川健治、財政社会学の井手英策、ノンフィクション作家の澤地久枝、小説家の高橋源一郎、映画監督の行定勲という、実力派のメンバーは、これまで語られることのなかった「近代日本」のブラインドスポットを次々に提示する。私たちは、何を得て、何を失ったのだろうか? そして、この国を呪縛してきたものの正体とは?

ISBN978-4087210064
一色清・姜尚中
\972
2017.12.27
国家の共謀

 「モリ・カケ」問題で安倍政権とアベ友企業と忖度官僚のズブズブの癒着の構造が明らかになった。おいしい思いをするのは彼らの周りだけ。そしてそのツケは国民生活の質の低下として、もうすでに現れている。元官僚の視点から日本のダメ・トライアングルを告発する緊急提言。

ISBN978-4040821931
古賀茂明
\886
2017.12.27
改憲的護憲論

 2017年10月の衆議院選挙で争点となった改憲。しかし政権与党が提示する、憲法9条に自衛隊を明記する加憲案をめぐって、国民、メディアの間で、その狙いや問題点に関する議論はどれほど深まっただろうか。自衛隊を明記しようという加憲案と明記を許さないという護憲派。護憲派が従来の立場からどんなに批判を展開しても、改憲派と護憲派の争いの焦点は、自衛隊を認めるかどうかにあると国民の目に映るとすれば、圧倒的多数が自衛隊に共感を持っている現状において、護憲派は見放されるのではないか。だとしたら、護憲派はどんな論点を提示できるのか。

ISBN978-4087210149
松竹伸幸
\799
2017.12.27
天涯無限

 中世ペルシアによく似た異世界の英雄物語。周囲を難敵に包囲され、パルス国は絶体絶命の窮地に追い込まれた。解放王アルスラーンはシンドゥラのラジェンドラ王とのある交渉をジャスワントに委ねる。その頃、パルス国内では、先王アンドラゴラスが生きているという流言が広がり始めていた。新マルヤム国王ギスカールと手を結んだヒルメス、魔将軍イルテリシュに率いられたチュルク軍、孔雀姫フィトナを押し立てたミスル軍、そしてついに復活した蛇王ザッハークと魔軍。パルス軍に打つ手はあるのか。

ISBN978-4334077358
田中芳樹
\907
2017.12.26
生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉

 「死ぬのは僕でも怖いんだよ。」だからこそ、朝起きて自分が生きていることが、心から嬉しい。105歳になっても尚、僕にはまだ自分でも知らない未知の自分がたくさんあると感じているのです。今、最後の力を振り絞って私がしたいのは、あなたとの対話です。人生の中で、いつも私と共にあったのは言葉でした。私が言葉によって支えられてきたように、迷い傷ついたあなたへ、私の最期の言葉を伝えたいのです。

ISBN978-4344031722
日野原重明
\1,080
2017.12.26
荒神

 時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。永津野藩主の側近を務める曽谷弾正の妹・朱音は、村から逃げ延びた少年を助けるが、語られた真相は想像を絶するものだった……。太平の世にあっても常に争いの火種を抱える人びと。その人間が生み出した「悪」に対し、民草はいかに立ち向かうのか。

ISBN978-4101369419
宮部みゆき
\1,015
2017.12.25
陸王

 埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害……。

ISBN978-4087716191
池井戸潤
\1,836
2017.12.25
岳飛伝 14

 岳飛と秦容は、本格的な北進を前に戦略を練り、激しい調練を繰り返していた。中華統一の野望を抱く金の海陵王は、臨安府を狙い進軍するが、南宋軍の程雲に敗れる。十三湊で王清と再会した李俊はついに絶息する。岳飛は投降してきた辛晃の首を刎ね、秦容と南宋に侵攻を開始する。そんな中、史進から“吹毛剣”を届けられた胡土児は、兀朮より北辺に赴くことを命じられた。

ISBN978-4087456738
北方謙三
\648
2017.12.19
くまのがっこうドリル 小学1年生の算数・国語

 当店、人気ナンバー1ドリルです。小学1年生の内容をゆっくりていねいに学びます。一つ一つの積み重ねが本当の学力を身につけます。あなたのお子様にクリスマスのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。きっと喜ばれますよ。

ISBN978-4-89428-910-9
三木俊一・桝谷雄三
\1,080
2017.12.18
日の名残り

 品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。

ISBN978-4151200038
カズオ・イシグロ
\821
2017.12.18
寵臣

 将軍家慶の側に仕える御小姓頭取が乱心した。事件の責任をとって、小姓を束ねる立場の御小姓組番頭・橘右近は逼塞処分に。将軍の毒味役を務める矢背蔵人介は、この乱心が、橘を陥れる策謀だと見抜き、背後の敵を探り始めた。しかし、橘と蔵人介は命を狙われ、矢背家にも討手が向かう。そして、橘は、幕閣の糾弾に命をかけた訴えに出たが……。

ISBN978-4334775773
坂岡真
\648
2017.12.13
君たちはどう生きるか

 知的好奇心旺盛な少年「コペル君」と、彼を亡き父親の代わりに見守る教養ある「おじさん」。そんなふたりの心温まるやりとりを通じて、生きる意味を平易に、深く説いた児童向け教養小説の古典が初めてマンガ化された。

ISBN978-4838729470
吉野源三郎・羽賀翔一
\1,404
2017.12.13
君たちはどう生きるか

 著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。

ISBN978-4003315811
吉野源三郎
\1,048
2017.12.11
東電原発裁判

 2017年春、司法が大きな一歩を踏み出した。福島原発事故における東京電力の刑事責任を問う初公判が開かれたのである。津波の予見は不可能とする被告の主張は真実なのか。各地で継続中の賠償訴訟とともに、裁判を通じて明らかにされたデータと証拠から、事故の原因をあらためて検証する。

ISBN978-4004316886
添田孝史
\842
2017.12.11
ヒトは「いじめ」をやめられない

 「子どものいじめ撲滅」に向けて、大人たちが尽力している一方で、大人社会でもいじめによる事件が後を絶たない。これは、「いじめは本来人間に備わった“機能”による行為ゆえ、なくすことは難しい」という一面があることから考えるとうなずける。ならば、いじめに対するアプローチ法を変えて、その回避策を考えていくことが、良好な人間関係を維持するための最善策だ。本書では、子ども、大人の「いじめ」に関して、どのように防止・対応していけばよいのか、脳科学の観点から論を進める。

ISBN978-4098253081
中野信子
\842
2017.12.11
日本史の内幕

 豊臣秀吉と徳川家康が転機を迎えた「史上最強のパワースポット」とは。秀頼は本当に秀吉の子なのか。著者が発見した龍馬や西郷の書状の中身は。「昭和天皇を育てた男」の和歌集に秘められた思い……。当代随一の人気歴史家が、日本史の謎の数々に迫る。古文書の中から見えてくる、本当の歴史の面白さがここに。

ISBN978-4121024558
磯川道史
\907
2017.12.09
悲嘆の門 下

 おまえは後悔する……。度重なる守護戦士の忠告に耳を貸さず、連続切断魔の特定に奔走する三島孝太郎。なぜ、惨劇は起きたのか。どうして、憎しみは消えないのか。犯人と関わる中で、彼の心もまた、蝕まれていく。そうした中、妹の友人・園井美香の周囲で積み重なった負の感情が、新たな事件を引き起こす。都築の、ユーリの制止を振り切り、孝太郎が辿りついた場所。〈悲嘆の門〉が、いま開く。

ISBN978-4101369440
宮部みゆき
\724
2017.12.09
悲嘆の門 中

 失踪した同僚の森永を探す三島孝太郎は、西新宿セントラルラウンドビルで元捜査一課の刑事・都築に出会う。だが、そこで二人を待ち受けていたのは、まさに“怪物” と呼ぶべき存在だった……。〈狼〉を名乗る謎の美少女・森崎友理子との遭遇。クマー社長・山科鮎子を襲う悲劇。悪意による〈物語〉が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年は、ある決断を下す。

ISBN978-4101369433
宮部みゆき
\680
2017.12.09
悲嘆の門 上

 インターネット上に溢れる情報の中で、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視し、調査するサイバー・パトロール会社「クマー」。大学一年生の三島孝太郎は、先輩の真岐に誘われ、五カ月前からアルバイトを始めたが、ある日、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入るよう命じられる。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり……。

ISBN978-4101369426
宮部みゆき
\724
2017.12.09
なりたい

 誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。そして、どうしても子を育てる親になりたい女……。それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは?

ISBN978-4101461359
畠中恵
\637
2017.10.20
サラバ! 下

 姉・貴子は、矢田のおばちゃんの遺言を受け取り、海外放浪の旅に出る。一方、公私ともに順風満帆だった歩は、三十歳を過ぎ、あることを機に屈託を抱えていく。そんな時、ある芸人の取材で、思わぬ人物と再会する。懐かしい人物との旧交を温めた歩は、彼の来し方を聞いた。ある日放浪を続ける姉から一通のメールが届く。ついに帰国するという。しかもビッグニュースを伴って。歩と母の前に現れた姉は美しかった。

ISBN978-4094064445
西加奈子
\659
2017.10.20
サラバ! 中

 両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じる歩は高校で同級生の須玖に影響を受けていく。姉は、近所に住む矢田のおばちゃんが宗教団体の教祖のように祀り上げられていくなか、次第にそこに出入りするようになった。そして、阪神淡路大震災が起こった。

ISBN978-4094064438
西加奈子
\670
2017.10.20
サラバ! 上

 僕はこの世界に左足から登場した……。圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。

ISBN978-4094064421
西加奈子
\680
2017.10.07
遺譜 浅見光彦最後の事件下

 美貌のヴァイオリニスト、アリシアから「遺譜」捜索の依頼を受けた浅見光彦は、依頼の裏に戦前日本とドイツまで遡る陰謀があることに気づく。浅見家にも繋がる「遺譜」に隠された盟約と、陽一郎の暗躍。真相を確かめるため赴いたドイツで、アリシアの祖母から明かされた哀しい事実は浅見の大義と正義を揺るがす。70年の時を経て甦る陰謀に、浅見家の人間として下す究極の決断とは―。国民的名探偵が迎える衝撃のラスト!

ISBN978-4041059388
内田康夫
\734
2017.10.07
遺譜 浅見光彦最後の事件上

 本人の知らぬ間に企画された浅見光彦34歳の誕生日会。初恋のひとである稲田佐和との再会に心躍る浅見は、美貌のヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハからボディガードを頼まれる。一度は断ったものの、陽一郎からの要請でアリシアのコンサートが行われる丹波篠山に赴くことに。彼の地で彼女の祖母の遺譜を捜索するが、手がかりの「インヴェ」につながる男が殺され浅見に嫌疑がかかり!?国民的名探偵“最後”の事件!

ISBN978-4041059371
内田康夫
\734
2017.10.07
花咲舞が黙っていない

 その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、妖怪重役…このままでは我が行はダメになる!花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む痛快連作短篇。

ISBN978-4122064492
池井戸潤
\799
2017.10.07
銀翼のイカロス

 出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきた。破綻寸前の航空会社、帝国航空の再建を担当せよというのだ。だが折しも政権が交替。新政権の国土交通大臣は野心にみちた女性閣僚は帝国航空再生タスクフォースを起ち上げ、半沢たちに巨額の債権放棄を要求してきた。500億円もの借金の棒引きなんてとんでもない! だが相手が大臣ではさすがの半沢も容易に突破口を見いだせない。しかもなぜか銀行上層部も半沢の敵に回る。

ISBN978-4167909178
池井戸潤
\821
2017.08.26
インデックス

 裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた……。全8遍

ISBN978-4334775063
誉田哲也
¥799
2017.08.26
核大国ニッポン

 2016年5月、現職米国大統領として初めて広島を公式訪問した前オバマ大統領。かつて彼が世界に向けて発信した“核なき世界”の集大成である訪問を、「世界唯一の被爆国」として非核を訴え続けた日本人は高く評価した。一方で、福島第一原発事故が改めて我々に突きつけた、原発もまた「危険な核」であるという事実。大量の核弾頭を作れるだけのプルトニウムを持つ日本は、本当に「非核国」と言えるのか。

ISBN978-4098253128
堤未果
¥886
2017.08.26
十五歳の戦争

 昭和20年4月1日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。8月15日の敗戦までの、短くも濃密な4か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた……。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、戦後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。

ISBN978-4087208955
西村京太郎
¥821

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