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リンクフォーラム・A授業研究所


  新刊・注目書籍

2018.07.14
倚りかからず

 「もはや/いかなる権威にも倚りかかりたくはない/ながく生きて/心底学んだのはそれぐらい/じぶんの耳目/じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある/倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ」。強い意志とナイーヴな感受性によって紡ぎだされた詩集『倚りかからず』に「球を蹴る人」「草」「行方不明の時間」の詩3篇。

ISBN978-4480423238
茨木のり子
¥626
2018.07.14
或る女

 美貌で才気溢れる早月葉子は、従軍記者として名をはせた詩人・木部と恋愛結婚するが、2カ月で離婚。その後、婚約者・木村の待つアメリカへと渡る船中で、事務長・倉地のたくましい魅力の虜となり、そのまま帰国してしまう。個性を抑圧する社会道徳に反抗し、不羈奔放に生き通そうとして、むなしく敗れた一人の女性の激情と運命を描きつくす。

ISBN978-4101042053
有島武郎
¥961
2018.07.09
臥龍 横浜みなとみらい署暴対係

 みなとみらい署暴対係係長諸橋と相棒の城島は、居酒屋で暴れた半グレたちを検挙する。彼らは東京を縄張りにする「ダークドラゴン」と呼ばれる中国系のグループだった。翌々日、関東進出を目論む関西系の組長が管内で射殺される。横浜での抗争が懸念される中、捜査一課があげた容疑者は諸橋たちの顔なじみだった。

ISBN978-4198943691
今野敏
¥745
2018.07.09
下町ロケット ガウディ計画

 大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。

ISBN978-4094065367
池井戸潤
¥778
2018.07.09
七夕の雨闇

 「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。親戚にあたる星祭家では独特な七夕祭を執り行っており、異様な事件が連続する。《毒草師》御名形史紋らは、京都に乗り込んだ。和歌に織り込まれた言霊を手掛かりに、笹・砂々・金・星の言葉を読み換え見えてくる禍々しい真相、日本人を縛る千三百年の呪。

ISBN978-4101200729
高田崇史
¥724
2018.07.09
逆転した日本史

 「縄文人たちは竪穴式住居に住んで、狩猟生活をしていた」「聖徳太子は推古天皇の摂政として新しい国づくりを行った」「1192年、鎌倉幕府が開かれた」 学生の頃、歴史の授業で習った記憶があるだろう。しかし、新しい発見や歴史研究により、歴史も日々更新され「進化」している。

ISBN978-4594079932
河合敦
¥896
2018.07.03
あの家に暮らす四人の女

 ここは女たちの地上の楽園。シングルだけど、一人≠カゃない。女たちの本音と夢があふれ出す、阿佐ヶ谷の古びた洋館・牧田家。家の平和を守る老人、「開かずの間」の秘密、ストーカー男の闖入など、今日も牧田家の暮らしは豊かでかしましい。

ISBN978-4122066014
三浦しをん
¥743
2018.07.03
終わった人

 大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか。ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す……。

ISBN978-4062938761
内館牧子
¥972
2018.07.03
猫を拾いに

 誕生日の夜、プレーリードッグや地球外生物が集い、老婦人は可愛い息子の将来を案じた日々を懐かしむ。年寄りだらけになった日本では誰もが贈り物のアイデアに心悩ませ、愛を語る掌サイズのおじさんの頭上にしぐれが降りそそぐ。不思議な人々と気になる恋。不機嫌上機嫌の風にあおられながら、それでも手に手をとって、つるつるごつごつ恋の悪路に素足でふみこむ女たちを慈しむ21篇。

ISBN978-4101292441
川上弘美
¥594
2018.07.03
日本軍兵士

 310万人に及ぶ犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験をせざるを得なかった現実を描く。

ISBN978-4121024657
吉田裕
¥886
2018.06.27
ユートピア

 太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車椅子生活を送っている。一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援するブランドの立ち上げを思いつく。出だしは上々だったが、ある噂がネット上で流れ、徐々に歯車が狂い始め……。

ISBN978-4087457483
湊かなえ
¥691
2018.06.27
過ぎ去りし王国の城

 中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。分身を描き込むと絵の世界に入り込めることを知った真は、同級生で美術部員の珠美に制作を依頼。絵の世界にいたのは、塔に閉じ込められたひとりの少女だった。彼女は誰か。何故この世界は描かれたのか。同じ探索者で大人のパクさんと謎を追う中、3人は10年前に現実の世界で起きた失踪事件が関係していることを知る。

ISBN978-4041064344
宮部みゆき
¥734
2018.06.27
お釈迦さま以外はみんなバカ

 震災のときも酒のことしか頭にない落語家、ラブホスタッフによる文章指南、大阪おばちゃん語で憲法を表現すると、偶然57577になった文章……。稀代の読書家である作家だからこそ見つけられた、思わず唸る表現や、クスッと笑えることばの数々。書いた本人さえも気付いていない、秘められた意味まで深掘りしていく。

ISBN978-4797680256
高橋源一郎
¥799
2018.06.27
日本人に知ってほしいイスラムのこと

 東京五輪が開かれる2020年には、イスラム教徒の人口は20億人を超え、世界の25%を占めると予測される。イスラム圏から日本を訪れる観光客数も、すでに年間100万人。各地でヒジャブ(頭髪を覆う布)を着けたムスリマ(イスラムの女性)を見かけることが多くなった。では、そんなイスラム圏の人たちと接するために必要な知識や態度とは……。

ISBN978-4396115401
フィフィ
¥886
2018.06.19
比叡山の鬼

 将軍の命により信平は久しぶりに上洛、帝から将軍家との縁を一層深めよとの激励を受ける。しかし、師匠の道謙は剣鬼に斬られ床に伏せていた。信平は道謙の孫の女陰陽師・光音の導きで、剣鬼・左門が潜むという比叡山に入る。立て続けに現れる刺客、信平を嫉妬する者の画策……。

ISBN978-4065118283
佐々木裕一
¥691
2018.06.19
騒動

 藩主綱紀の使者として赴いた越前松平家の城内で刀を振るうことになった数馬に、追っ手がかかる。仮祝言を挙げたばかりの琴も黙っていない。京に向かう女行列を仕立て、女忍の軒猿たちと数馬奪回に向かった。そして、数馬の舅である加賀藩国家老の本多政長には、幕府から江戸召喚の命が。綱紀を憎む将軍綱吉が、加賀藩にくさびを打ち込み揺さぶりをかけてきた。

ISBN978-4065118108
上田秀人
¥713
2018.06.19
異郷のぞみし

 五島列島の野崎島を後にした坂崎空也は、帆船肥後丸で対馬に辿り着く。岬で高麗の国を望みながら、渋谷眉月に想いを馳せていた空也は、対馬藩の重臣に声をかけられる。島での武者修行を許された空也だったが、領内に停泊している高麗船への同行を求められ……。

ISBN978-4575668896
佐伯泰英
¥700
2018.06.19
「超」独学法

 新しい勉強の時代が到来している。勉強の必要性が高まるとともに、独学で勉強することが容易になった。ウェブや検索を利用することによって、20年前には想像もつかなかったほど効率的に独学を進めることができる。このチャンスをうまく活かすことができるかどうかで、その人の将来は大きく違うものになるだろう。

ISBN978-4040822273
野口悠紀雄
¥907
2018.06.13
老後の資金がありません

 しっかり貯金して老後の備えは万全だったわが家に、突然金難がふりかかる! 後藤篤子は悩んでいた。娘が派手婚を予定しており、なんと600万円もかかるという。折も折、夫の父が亡くなり、葬式代と姑の生活費の負担が発生、さらには夫婦ともに職を失い、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子の奮闘は報われるのか。

ISBN978-4122065574
垣谷美雨
¥900
2018.06.13
夏の闇

 ヴェトナム戦争で信ずべき自己を見失った主人公は、ただひたすら眠り、貪欲に食い、繰返し性に溺れる嫌悪の日々をおくる……が、ある朝、女と別れ、ヴェトナムの戦場に回帰する。“徒労、倦怠、焦躁と殺戮"という暗く抜け道のない現代にあって、精神的混迷に灯を探し求め、絶望の淵にあえぐ現代人の《魂の地獄と救済》を描く。

ISBN978-4101128108
開高健
¥561
2018.06.13
拡張の世紀

 ヒト型ロボット、寿命延長、ゲノム編集、ブロックチェーン、空飛ぶクルマ、3Dプリント、AR・VRなど。こうしたテクノロジーは世の中をどう変えていくのか。ヒトはどう変わるのか? 働き方、医療、交通、金融、教育、都市は? Tech界のグルが描き出す衝撃の未来予測。10年後の世界がここにある。

ISBN978-4492762424
ブレット・キング
¥2,592
2018.06.13
おもかげ

 商社マンとして定年を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、集中治療室に運びこまれた。今や社長となった同期の嘆き、妻や娘婿の心配、幼なじみらの思いをよそに、竹脇の意識は戻らない。一方で、竹脇本人はベッドに横たわる自分の体を横目に、奇妙な体験を重ねていた。やがて、自らの過去を彷徨う竹脇の目に映ったものは……。

ISBN978-4620108322
浅田次郎
¥1,620
2018.06.11
不発弾

 大手電機企業が発表した巨額の「不適切会計」。捜査二課の小堀秀明は、背後に一人の金融コンサルタントの存在を掴む。男の名は、古賀遼。貧しい炭鉱街の暮らしから妹を救うため、体力頼みの場立ち要員として証券会社に就職。狂乱のバブルを己の才覚のみでのし上がった古賀は、ある事件をきっかけに復讐を始めるのだった。

ISBN978-4101214719
相場英雄
¥810
2018.06.11
男たちのワイングラス

 恋人と婚約したばかりの女性が自殺未遂をした。真相を追う神父が何者かに襲われるが……(怒りのアイリッシュウイスキー)。茶道の師範である「私」が通うカウンター・バー。界隈で起きる事件と人間模様の行方を追う、切れ味と芳醇さを兼ね備えた連作ミステリー!

ISBN978-4408554198
今野敏
¥720
2018.06.11
財務省を解体せよ!

 学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる決裁文書(「森友文書」)の改ざんに続いて、学園側に対する財務官僚による嘘の口裏合わせ依頼が明らかになった。これを受け、高橋氏は「ここまで財務省が腐敗しているのなら、組織解体も国民の信頼回復のためには必要。さらに行政組織が信頼されるまで、消費増税も凍結すべきだ」と述べている。

ISBN978-4800285379
高橋洋一
¥864
2018.06.11
世界が感動する日本の「当たり前」

 駐日大使154人の代表、駐日外交団長となって7年となる著者は、日本人が「当たり前」に思っている事象の中に「日本の真価」を見いだす。そして、世界を魅了し続ける日本の文化、精神性、神道、観光資源を外交官の目で分析し、建設的な意見を提言。そして、2020年4000万人インバウンド時代に向け、日本がもっと自信を持つよう勇気づける。

ISBN978-4098253210
マンリオ・カデロ
¥842
2018.06.05
人魚の眠る家

 「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れた……。病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”という残酷な現実。一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。

ISBN978-4344427303
東野圭吾
¥788
2018.06.05
敦盛おくり

 交易船団はバタヴィアでオランダとの直接交易に入ろうとしていた。最新型巨大帆船の発注について信一郎は大きな選択を迫られる。一方江戸では、平十郎が長屋前で、総兵衛が本庄邸訪問帰途、それぞれ正体不明の侍に囲まれた。きな臭い予感に大黒屋は包まれる。折しも、沢村伝兵衛より八州廻りを騙って商家を強請る悪党の噂がもたらされた。総兵衛は様々な方向から情報を集めていくのだが……。

ISBN978-4101380612
佐伯泰英
¥680
2018.06.05
蘇るサバ缶 震災と希望と人情商店街

 2011年3月11日。東日本大震災による大津波は、宮城県・石巻市の海沿いにあった木の屋石巻水産の缶詰工場を壊滅させた。数々の苦難を乗り越え、三陸の海の幸が詰まったその缶詰は、「希望の缶詰」と呼ばれるようになり、たくさんの人をつなぎ、全国に広がり、工場再建のきっかけとなる。 この物語は、過酷な震災に直面しながらも希望を忘れなかった人々と、手と心を差し出した人情商店街の人々がつながった、リアルな物語なのだ。

ISBN978-4331521502
須田泰成
¥1,404
2018.06.05
観応の擾乱

 足利尊氏と直義兄弟、尊氏の子・直冬や執事の高師直、そして南朝勢力までもを巻き込んだ激しい争いは、何をもたらしたのか? 論じられることの少なかった内乱を多面的に論じ、その内実を明らかにする。

ISBN978-4121024435
亀田俊和
¥929
2018.05.29
虎狼の血

 昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。

ISBN978-4041049549
柚月裕子
¥821
2018.05.29
マインド

 ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。一見関連性がないように見える各事件だが、発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だという。さらにその後、同日同時刻に別で三件の事件が起きていたことが判明。第五係と、再度捜査協力に訪れた心理調査官・藤森は、意外な共通点に気づくが。

ISBN978-4122065819
今野敏
¥820
2018.05.29
Gray グレイ

 情報こそが金を生む時代が、すぐそこに迫る1983年東京。貧乏に苦しむ大学生の波田は、経済評論家北川のシンクタンクで働き始めるが……。悪に染まっていく青年が見た世界とは……。

ISBN978-4087457353
堂場舜一
¥820
2018.05.29
大日本史

 黄金タッグがはじめて日本史に挑む。世界史の激動が日本を動かし、日本の台頭が世界を変えた時代、黒船来航から戦後日本まで、明治百五十年を一気に語る。日本史と世界史が融合した、新しい近現代史のスタンダードが登場。

ISBN978-4166611508
山内昌之・佐藤優
¥929
2018.05.22
最強の経営者

 シェアの下降が止まらず「夕日ビール」と蔑まれたアサヒビールに、住友銀行から乗り込んだ樋口廣太郎。先例にとらわれず、ライバル会社に教えを請い、若い社員を硬軟織り交ぜながら鼓舞して、大胆な改革を次々と実践する。絶対王者を抜き去り業界のトップへと押し上げた逆転劇を、企業小説の名手が鮮烈に描く!

ISBN978-4062939041
高杉良
¥820
2018.05.22
金の邀撃

 雇い主・両替商分銅屋の持ち長屋に住まう用心棒・諫山左馬介。つとめ明けで部屋に戻ると、同じ長屋で柳橋芸者として生活する女お庭番・村垣伊勢から声がかかった。田沼意次の幕政改革を察知した目付が、札差の加賀屋を訪ねたという。将軍家重から田沼への手出しを禁じられ歯噛みする目付と札差が組むとなれば、狙いは田沼と通じている分銅屋か。襲撃に備える分銅屋に、そわそわする左馬介……。

ISBN978-4758441629
上田秀人
¥691
2018.05.22
未来の年表2

 今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、あなたの生活に即しながら明らかにする。言うなれば、これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧してみようというのだ。

ISBN978-4065117682
河合雅司
¥907
2018.05.22
「官僚とマスコミ」は嘘ばかり

 官僚たちは、自分たちの思う方向に状況をもっていくために、いかにメディアを操るか? マスコミは、なぜミスリードを繰り返すのか? 本書は、様々な「ニュース」の裏で、財務省はじめ官庁がどのような仕掛けをするのか、そしてマスコミがいかに間違えるのかを、「森友問題・加計問題」の真相分析や、著者の実体験もふんだんに交えながら紹介。驚愕の「霞が関とマスコミの癒着構造」を明らかにする、衝撃の書。

ISBN978-4569840680
高橋洋一
¥972
2018.05.17
玉依姫

 高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。そこで志帆を待ち受けていたのは、恐ろしい儀式だった。人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶体絶命の少女の前に現れた青年は、味方か敵か、人か烏か? ついに八咫烏の支配する異世界「山内」の謎が明らかになる。

ISBN978-4167910617
阿部智里
¥756
2018.05.17
雨に殺せば

 大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は?ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい……。大阪弁での軽妙なやりとりと、重厚なハードボイルドの融合。

ISBN978-4041066003
黒川博行
¥691
2018.05.17
白刃

 幕閣の重鎮、御小姓組番頭の橘右近が死した。橘から「裏御用」を命じられ、数多の奸臣を成敗してきた将軍の毒味役、御膳奉行の矢背蔵人介はその死を引きずっていたが、突然、何者かから「密命」が下った。蔵人介の周囲には次々と異変が起こる。はたして密命を命じてきた人物は味方なのか、それても敵なのか。

ISBN978-4334776572
坂岡真
¥648
2018.05.17
素顔の西郷隆盛

 今から百五十年前、この国のかたちを一変させた西郷隆盛とは、いったい何者か。薩摩での生い立ちから、悩み多き青春と心中未遂、流謫の南島から幕末の渦中へと舞い戻り、策謀と戦闘の果てに倒幕を成し遂げ、ついには賊軍として西南戦争で自決するまで。後代の神格化と英雄視を離れて、「大西郷」の意外な素顔を活写、その人間像と維新史を浮き彫りにする。

ISBN978-4106107603
磯田道史
¥886
2018.05.14
ホーキング、宇宙を語る

 この宇宙はどうやって生まれ、どんな構造をもっているのか。この人類の根源的な問いに正面から挑んだのが「アインシュタインの再来」ホーキングである。難病と闘い、不自由な生活を送りながら遙かな時空へと思念をはせる、現代神話の語り部としての「車椅子の天才」。限りない宇宙の神秘と、それさえ解き明かす人間理性の営為に全世界の読者が驚嘆した本書は、今や宇宙について語る人間すべてにとって必読の一冊。

ISBN978-4150501907
スティーヴン・Wホーキング
¥799
2018.05.14
羊と鋼の森

 高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていく……。一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。

ISBN978-4167910105
宮下奈都
¥702
2018.05.14
スマホが学力を破壊する
急速に普及したスマートフォンは日本人の生活に深く浸透している。しかし、その使用に付帯するリスク、とりわけ子どもたちによる長時間使用の危険性や、成績に及ぼされる影響についてはあまり知られていないのではないか。本書は、仙台市の総計7万人を超える子どもたちを対象に、数年間にわたって行われた大規模調査の結果を基に、スマホやアプリの使用がもたらす影響を解明し、スマホ使用のリスクを正面から論じた衝撃のレポートであり、現代人、とりわけ全保護者必読の一冊である。

ISBN978-4087210248
川島隆太
¥799
2018.05.08
紅い鷹

 工藤雅彦は高校生に襲われていた。母親の治療費として準備した三百万円を狙った犯行だった。気を失った工藤は、翌日、報道で自分が高校生を殺したことになっていることを知る。匿ってくれた小暮俊助という謎の男は、工藤の罪を揉み消す代わりにある提案をする。そのためには過酷なトレーニングにパスしろというのだが……。工藤の肉体に封印された殺し屋の遺伝子が、今、目覚める!

ISBN978-4198943226
矢月秀作
¥724
2018.05.08
ルポタックスヘイブン

 文書には富裕者、巨大企業などさまざまな人々、組織の名が含まれていた。世界的スポーツメーカーのナイキがロゴの商標権をタックスヘイブンにおくことで、3年間の収益約4300億円をタックスヘイブンのペーパーカンパニーに集めることで、税逃れをしていた事実などが浮かび上がったなど。そこには法律事務所アップルビーからの税逃れのための提案書があり、巨額の税を逃れるまでの事実を生々しく伝えている。

ISBN978-4022737618
朝日新聞ICIJ取材班
¥994
2018.05.08
国体論 菊と星条旗

 自発的な対米従属を、戦後七〇年あまり続ける、不思議の国・日本。この呪縛の謎を解くカギは、「国体」にあった。「戦前の国体=天皇」から「戦後の国体=アメリカ」へ。気鋭の政治学者が、この国の深層を切り裂き、未来への扉を開く。

ISBN978-4087210286
白井聡
¥1,015
2018.05.08
昭和歌謡の謎

 「神田川」の「三畳一間の小さな下宿」も「学生街の喫茶店」の「学生でにぎやかなこの店」も実在していたなんて。ベストセラー『童謡の謎』シリーズでおなじみの合田道人が、今ブームの「昭和歌謡」の謎に挑む。平成生まれの若者でもカラオケで「天城越え」「居酒屋」「贈る言葉」など昭和の歌を熱唱する現在、歌い継がれる楽曲に秘められたドラマを解き明かします。

ISBN978-4396115371
会田道人
¥929
2018.05.01
永久囚人警視庁文書捜査官

 針金で縛られた遺体が発見された。傍らには、謎の血文字。鳴海理沙警部補率いる文書解読班に出動命令が下った。理沙がダイイングメッセージの解読に注力する一方、班員の矢代は、新任の夏目と共に遺品の中から小説らしき文章を発見する。幻想小説『永久囚人』の一部で入手困難な稀覯本だと判明し、その原本を辿っていくと、さらなる殺人事件が起きてしまう。

ISBN978-4041069967
麻見和史
¥734
2018.05.01
ラストチャンス

 順調にメガバンクの出世コースを歩んできた樫村徹夫は、送別会の帰り道「あんたの人生、七味とうがらし」と、辻占師に不吉で不可解な言葉をかけられる。深みある人生にするか、辛すぎて酷い味になるかは自分次第。吸収合併を機に、飲食店チェーンのCFOに抜擢された樫村は、綻びだらけの企業を再建できるのか。

ISBN978-4062938891
江上剛
¥886
2018.05.01
風かおる

 鍼灸医・菜摘は「妻敵討ち」の旅から戻った養父・佐十郎と十年ぶりの再会を果たす。しかし、死病に侵された佐十郎にかつての優しい面影はなく、帰藩は妻敵討ちを唆した者との果し合いのためだという。討たれると知りながら治療を施すことに葛藤を覚えた菜摘は果し合いの相手を探るが、やがて哀しい真実に突き当たる。

ISBN978-4344427372
葉室麟
¥648
2018.05.01
陰謀の日本中世史

 本能寺の変に黒幕あり? 関ヶ原は家康の陰謀? 義経は陰謀の犠牲者? 俗説、一蹴!
『応仁の乱』の著者が史上有名な“陰謀”をたどりつつ、“陰謀論”を徹底論破する。
史実とフィクションは明瞭に違う。◆本能寺の変に黒幕あり?→いない。光秀をバカにしすぎ。◆関ヶ原は家康の陰謀? →違う。家康も追い詰められていた。◆義経は陰謀の犠牲者? →誤り。義経の権力は砂上の楼閣だった。

ISBN978-4040821221
呉座勇一
¥950
2018.04.23
まったなし

 独身で嫁取りの話がひきもきらない清十郎ですが、いったいその理由は? 未だ妻を亡くした悲しみが癒えない麻之介、養子に入った家で年齢の離れた許婚のいる吉五郎、そして彼らの親友で大金持ちの金貸し丸三とその妾のお虎。いずれも清十郎の運命の人が現れることを願っているが、様々な障害や思わぬ事件に巻きこまれ……。

ISBN978-4167910440
畠中恵
¥702
2018.04.23
明日の子供たち

 三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響くとき、昨日と違う明日が待っている。

ISBN978-4344427143
有川浩
¥832
2018.04.23
桜狼

 警視庁捜査一課の鹿取信介。以前は公安部に属し、警察庁警備局長の直轄で「隠れ公安」として動いていた。鹿取は世田谷区宮坂で起きた発砲事件で、所轄の女性刑事・吉田裕美とタッグを組むことになる。うんざりしながらも捜査を進める中、この発砲事件の裏にきな臭いさまざまな影が見えてきた。一方で必要以上にやくざを憎み「心火の敵」とまで言い切る吉田の過去にはいったい何が……。

ISBN978-4758441575
浜田文人
¥724
2018.04.17
かがみの孤城

 あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた……。なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

ISBN978-4591153321
辻村深月
¥1,944
2018.04.17
学ぶ脳

 ぼんやりしている時に脳はなぜ活発に活動するのか。 脳ではいくつものネットワークが状況に応じて切り替わりながら活動している。ぼんやりしている時、ネットワークが再構成され、新たなひらめきが生まれる。注意の対象を切り替え、思考法を替えて、人はどう学ぶのか。人として大切な根源的な学びとは。

ISBN978-4000296724
虫明元
¥1,296
2018.04.17
流れの勘蔵

 江戸は秋、瀕死の怪我を負った亮吉が本復に向かい、政次たちはほっと一安心。一方宗五郎ら一行は、当代豊島屋十右衛門の京での本祝言を無事終え帰路に着いていた。そんなある日、板橋宿の御用聞き仁左親分が金座裏を訪ねてきた。板橋宿で分限者や妓楼の子どもばかり狙った拐しが三件起きたが、その一味が江戸へ潜り込んだらしい。政次たちは早速動きだすが、そこに影の探索方「八州方」も参入して……。

ISBN978-4758441568
佐伯泰英
¥745
2018.04.17
爆裂通貨

 ハロウィンの渋谷で、マリオの仮装で見事な行進をする集団が注目を集めていた。直後にATM爆破と殺人事件が同時多発! しかもハワイでも……。これは国際テロの予兆なのか。警視庁公安部のエース青山望が、同期カルテットと共に辣腕を発揮。日本の隙に忍び寄る北朝鮮の影を追う。

ISBN978-4167910457
濱嘉之
¥778
2018.04.17
読書の価値

 僕がもの凄く沢山のことをすべて本から学んできた、という事実である。文字がすらすらと読めないハンディを背負いながらも、とにかく本を読むしかなかった。知りたいことは、活字を追うことでしか得られなかったのだ。そして、本を読むことが僕にとって、いつの間にか日常になり、また、そういったインプットを体験していたからこそ、逆にアウトプットする仕事を得られたのである。

ISBN978-4140885475
森博嗣
¥886
2018.04.17
戦国武将の精神分析

 中世の「絶対的父権」に抗った武将たちの心理、徳川家康や毛利元就の「意趣返し」にみる日本人の遺伝子、名君・武田信玄の戦略に垣間見られるまさかのサイコパス疑惑など、最新の脳科学と歴史学の知見を踏まえた分析で、驚きに満ちた戦国武将たちの実像を明らかにする。

ISBN978-4800278173
中野信子・本郷和人
¥864
2018.04.09
避けられたかもしれない戦争

 自国の面子のために動くアメリカ、それに異を唱えるフランス、アメリカ追随のイギリス、本心を見せないロシアと中国……。対する、国際社会の思惑に左右される紛争当事国アフガニスタン、イラク、グルジア、コートジボワール、コンゴ、スーダン、レバノン、コソボ、ハイチ、シリア。新たな脅威としてのテロリズムの台頭。国連設立の時代とは大きく変わり、従来の秩序では対処しきれない脅威にも唯一無二の存在として国連がその使命を果たすためには、どのような道があるのか。変わろうとする国連の姿は、将来国際公務員を目指す若者に希望を与える。憲法9条改正の議論、緊迫化する米朝関係、不透明感を増す日本の安全保障の現実を直視するなら、もう無関心ではいられない。これからの世界のなかでの日本を考えるための必読の書。

ISBN978-4492444450
ジャン=マリー・ゲーノ
¥3,672
2018.04.09
鳥! 驚異の知能

 鳥類は恐竜の子孫である。ヒトをふくむ哺乳類とはまったく異なる道筋で進化を遂げた。鳥の小さな脳をくわしく研究した結果、わたしたちのものとは別の方法で生まれたもう一つの「賢い脳」がすがたを現した。近年の科学研究は、彼らの高度な心的能力とそれを生む脳構造をつぎつぎに明らかにしてきた。鳥は道具を操り、他者の心を読み、確率を理解し、数百の歌を学び、数千キロを地図なしで旅する。世界中にいる翼の生えた天才たちの能力を紹介し、「知能とはなにか」に迫る。

ISBN978-4065020531
ジェニファー・アッカーマン
¥1,404
2018.04.02
誰も書かなかった老人ホーム

 複数の施設で介護の仕事をし、現在は日本最大級の老人ホーム紹介センター「みんかい」を運営する著者は、老人ホームのすべてを知る第一人者です。老人ホームのウラのウラまで知る著者が老人ホームの実態を余すところなく開陳していきます。 何を基準に選んだらいいのか。高いお金を出せば解決するのか。入居者は何を心掛けるべきなのか。 世間で語られている誤解と偏見を排して、真実の姿を明らかにする本書に、その答えがあります。

ISBN978-4396115326
小嶋勝利
¥907
2018.04.02
マルクス資本論の哲学

 もし三度目の《世界革命》が起こりうるとして、今なおこの世界の枠組みを規定している資本制について、最も行きとどいた分析を提供しているこの書を踏まえる事なしにはあり得ないだろう。マルクスの原理的な思考の深度と強度、そして「資本制が圧しつぶしてゆくちいさな者たちへの視線」に寄り添いつつ語る、本格的入門書。

ISBN978-4004316961
熊野純彦
¥950
2018.04.02
リベラルの毒に侵された日米の憂鬱

 「アメリカ人の常識からすると日本人の『リベラル』という言葉の使い方は、吹き出しそうになるほど、おかしいです」。日本では「リベラル=『左翼』と呼ばれたくない人たちの自称」とさえいわれ、立憲民主党、社会党から共産党までが「リベラル勢力」と称される。だが、これはあまりにも変だ。アメリカでは「リベラル=腹黒い、抑圧的、うっとうしい、傲慢」が常識となりつつあり、魔女狩り的な息苦しい社会が生まれている。日本人は、そんな「リベラルの危険性」に気づいているのか?

ISBN978-4569837734
ケント・ギルバード
¥929
2018.03.28
4/21に、『教師のすごい! 書く指導』(森川正樹、東洋館出版社)刊行記念イベント
4/21に、『教師のすごい! 書く指導』(森川正樹、東洋館出版社)刊行記念イベントを開催いたします。
「書くこと」を指導の核において教師人生を歩んできたスペシャリストが、皆様の疑問や悩みにお答えします。
お申し込みは店頭 06‐6312‐3080 もしくは、清風堂書店ツイッターをご覧ください。

2018.03.28
わるじい秘剣帖

 「腹を切る前に、珠子の唄を聴きたい」という岡崎玄蕃の願いを受け入れ、岡崎の屋敷に入った珠子。愛坂桃太郎、そして息子の仁吾も、珠子と行動を共にする。屋敷では、江戸城に向けられた大砲がいまにも火を噴かんとする中、ぎりぎりの交渉が続くが、ついに事態が動く。桃太郎、仁吾、そして玄蕃、用人の田所十三郎―四人の剣が閃いたのだ。無傷で屋敷から出てきたのは、はたして……。

ISBN978-4575668759
風野真知雄
¥620
2018.03.28
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

 労働時間は短いのに、経済は絶好調のドイツ。元NHK記者でドイツ在住27年の著者が、“残業が当たり前の日本"と“残業しないのが当たり前のドイツ"の違いを徹底分析。
「働き方改革」が叫ばれる日本のビジネスパーソンたちに、最短の勤務時間で最大のパフォーマンスを発揮するための方法、それに考え方を個人・組織・国のレベルでそれぞれ伝授する。

ISBN978-4797390865
熊谷徹
¥864
2018.03.28
松本清張「隠蔽と暴露」の作家

 社会全体に陰鬱な雰囲気がひろがりつつあるこの時代に、松本清張が再び求められている。本書は清張の表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどる。そして、清張の作品をとおして、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。戦争、明るい戦後、政界、官界、経済界、社会的弱者、宗教など、清張が精力的に描いたテーマは多くあるが、戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。

ISBN978-4087210163
高橋敏夫
¥821
2018.03.26
風は西から

 大手居酒屋チェーン「山背」に就職し、繁盛店の店長となり、張り切って働いていた健介が、突然自ら命を絶ってしまった。大手食品メーカー「銀のさじ」に務める恋人の千秋は、自分を責めた。なぜ、彼の辛さを分かってあげられなかったのか。なぜ、彼からの「最後」の電話に心ない言葉を言ってしまったのか。悲しみにくれながらも、健介の自殺は「労災」ではないのか、その真相を突き止めることが健介のために、自分ができることではないか、と千秋は気づく。そして、やはり、息子の死の真相を知りたいと願う健介の両親と共に、大企業を相手に戦うことを誓う。

ISBN978-4344032682
村山由佳
¥1,728
2018.03.22
億男

 「お金と幸せの答えを教えてあげよう」 宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。

ISBN978-4167910266
川村元気
¥734
2018.03.22
闇の叫び

 息子のかつての同級生の母親から連絡を受けた大友鉄。娘が通う中学の保護者が何者かに襲われたという。やがて別の父兄も被害に遭い、捜査に加わるも容疑者は二転三転。はたして犯人の動機は……。最愛の妻を亡くし、捜査一課から刑事総務課に異動して息子の優斗を育てるイクメン刑事シリーズ。

ISBN978-4167910273
堂場舜一
¥832
2018.03.22
秋霖やまず

 浅草御蔵前で、亡き先代伊勢亀に代わる札差の新筆頭行司がなかなか決まらない。父の跡を継いでの就任を固辞する伊勢亀の当代半右衛門の元に、不可解な企てとも取れる文が届き、幹次郎は危ぶむ。巨額の富と莫大な権力を手にする筆頭行司の座を巡り、長い秋雨にけぶる吉原の町にも陰謀が蠢き始め、狙われる西河岸の桜季、そしてついに……。

ISBN978-4334776138
佐伯泰英
¥648
2018.03.17
教育書フェア 開催中!

 日ごろよりご愛顧いただきまして、ありがとうございます。

 今年も、教育書フェアのシーズンが訪れました。

 皆様方のご来店をお待ちしております。

2018.03.07
表御番医師診療録 11

 御広敷番医師の矢切良衛は、登城後に医師溜で御膳所の仲居が昨夜腹痛を起こしたことを知らされる。その仲居は、大奥で将軍に出される料理の調理に携わる者。将軍の食事にもしや……。綱吉の体調を危惧した良衛は、お目通りを試みるのであった。一方、本所深川の顔役となった真野は、縄張り内での騒動が何者かの陰謀であることに気づく。

ISBN978-4041064375
上田秀人
¥691
2018.03.07
ラプラスの魔女

 ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。ふたりの被害者に共通点はあるのか。調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。

ISBN978-4041054932
東野圭吾
¥821
2018.02.27
脳には妙なクセがある

 コミュニケーション最強の武器となる笑顔は、“楽しい”を表すのではなく、笑顔を作ると楽しくなるという逆因果。脳は身体行動に感情を後づけしているのだ。姿勢を正せば自信が持てるのもその一例。背筋を伸ばして書いた内容のほうが、背中を丸めて書いたものよりも確信度が高いという……。

ISBN978-4101329246
池谷裕二
¥724
2018.02.27
あきない世傳 金と銀

 大坂天満の呉服商、五鈴屋の六代目店主の女房となった主人公、幸。三兄弟に嫁す、という数奇な運命を受け容れた彼女に、お家さんの富久は五鈴屋の将来を託して息を引き取った。「女名前禁止」の掟のある大坂で、幸は、夫・智蔵の理解のもと、奉公人らと心をひとつにして商いを広げていく。だが、そんな幸たちの前に新たな試練が待ち受けていた。

ISBN978-4758441476
高田郁
¥626
2018.02.27
岳飛伝 十六

 中華全土が戦場と化していた。沙門島沖では狄成と項充が、攻めてきた敵の海鰍船に忍び込み、船もろとも消失させた。一方、海陵王は刺客を使い胡土児の暗殺を企てていた。羅辰は、南宋水軍が南の甘蔗園を狙っていることを察知し、象山の造船所に火を放つ。梁山泊軍は、姑息な手を使う海陵王に激怒し奇襲をかけた。

ISBN978-4087456974
北方謙三
¥648
2018.02.14
医者が教える食事術

 本書は、20 万人を超える臨床経験を持ち、最新の医療テータや医学論文に詳しい医学博士の著者が、今の医学で正しいと言える「食の教養」をまとめた1冊。
人体の仕組みを解析した生化学をベースに、肥満・老化・病気がなぜ起こるのかというメカニズムの解説から、「どうすればいいのか?」についての68の具体策をまとめています。

ISBN978-4478102213
牧田善二
¥1,620
2018.02.14
大家さんと僕

 1階に大家のおばあさん、2階にトホホな芸人の僕(カラテカ・矢部太郎)。一緒に旅行するほど仲良くなった不思議な「2人暮らし」の日々は、もはや「家族」。

ISBN978-4103512110
矢部太郎
¥1,080
2018.02.14
おらおらでひとりでいぐも

 74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし。
結婚を3日後に控えた24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した桃子さん。身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――住み込みのアルバイト、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。
「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」

ISBN978-4309026374
若竹千佐子
¥1,296
2018.02.09
斬死 オッドアイ

 グアムの米軍基地で、海兵隊員が首を斬られる殺人事件が頻発。かつて日本の駐屯地で繰り返された惨劇との類似が指摘され、当時、捜査にあたった朝倉が召還されることに。はたして南国の闇にきらめく凶刃は、あの殺人鬼のものなのか。

ISBN978-4122065109
渡辺裕之
¥799
2018.02.09
維新と戦った男大鳥圭介

 われ、薩長の明治に恭順せず……。幕府歩兵奉行・大鳥圭介は異色の幕臣だった。全身にみなぎる反骨の気概、若き日に適塾で身に着けた合理的知性、そしてフランス式軍学の圧倒的知識。大政奉還後、右往左往する朋輩を横目に、江戸から五稜郭まで戦っていく。勝海舟や土方歳三に信頼された大鳥は、なぜ戦い続け、何を信じていたのか。

ISBN978-4101261720
伊東潤
¥810
2018.02.09
孤拳伝 4

 宗陵元との深夜の死闘を演じた朝丘剛は、熱も冷めやらぬまま神戸を後にする。劉栄徳、由佐肇……。二人の達人を破るべく武者修行を続ける剛。漂泊の星の下に生まれた男に安息の地はない。岡山に美作竹上流の本拠を訪ねた剛は鉢須賀了太に出食わす。偶然の再会にライバルたちの血は滾る。『修拳会館』で心の技を磨いた鉢須賀に道場破り同然の試合を申し込む剛。かつて闇試合で激闘を繰り広げた二人に決戦の火蓋は切って落とされた。

ISBN978-4122065147
今野敏
¥821
2018.02.08
人口減少と社会保障

 社会保険方式と国民皆年金・皆保険のもと整備されてきた日本の社会保障は、戦後の安定した雇用と人口増加に支えられて発展してきました。 しかし1990年代以降の経済停滞のなか、日本の家族と雇用のあり方が激変。社会的孤立や格差といった問題が表面化します。 さらに少子高齢化の末、人口減少という未知の領域に突入してゆく日本。今この国の社会保障には何が求められているのでしょうか。

ISBN978-4121024541
山崎史郎
¥950
2018.02.08
近代日本一五〇年

 黒船がもたらしたエネルギー革命で始まる日本の近代化は、以後、国主導の科学技術振興・信仰による「殖産興業・富国強兵」「高度国防国家建設」「経済成長・国際競争」と、国民一丸となった総力戦体制として150年間続いた。明治100年の全共闘運動、「科学の体制化」による大国化の破綻としての福島の事故を経たいま、日本近代化の再考を迫る。

ISBN978-4004316954
山本義隆
¥1,401
2018.02.08
倭の五王

 倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国からの交信が途絶えてから1世紀後、中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国史書から、中国”への接近”の意図や状況、倭国内の不安定な王権、文化レベルを解読、天皇と五王との比定などを通し、5世紀の倭の実態を描く。

ISBN978-4121024701
河内春人
¥1,357
2018.02.02
花咲舞が黙っていない

 その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、妖怪重役……。このままでは我が行はダメになる。花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む。

ISBN978-4122064492
池井戸潤
¥799
2018.02.02
西郷隆盛

 近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った男の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。

ISBN978-4041058411
池波正太郎
¥648
2018.01.30
物語のおわり

 病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発……。様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。

ISBN978-4022648730
湊かなえ
\691
2018.01.30
旅発

 将軍徳川吉宗と「大奥で忘れられた姫」竹姫との恋は成就せず、吉宗の大奥改革もとりあえず一幕が終わった。竹姫付き御広敷用人の任を解かれて寄合となり、静かな毎日を取り戻した旗本・水城聡四郎に、またも将軍吉宗から声がかかる。今回の命は「道中奉行副役」。「世の中を見てこい」という吉宗の命に、まずは東海道へ。

ISBN978-4334775834
上田秀人
\670
2018.01.30
岳飛伝15

 狙うは岳飛の首。しばらくの間、人夫となって潜伏していた南宋の程雲は、ついに岳飛に奇襲をかけた。岳飛は重傷を負い辛くも一命を取り留めたが、その際程雲も負傷。そして岳飛と呼応し東進する秦容軍は快進撃を続けていた。梁山泊軍の呼延凌は、金軍との全軍対決に向け、準備を整えつつあった。一方、南宋で秦桧の病が深刻な事態となっていた。

ISBN978-4087456875
北方謙三
\648
2018.01.18
ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

 子供たちの独立国家は、本当に実現するのか? そこで浮き彫りになる、日本の現在とは? 本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、一八世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。謎の園長・ハラさんが経営する小学校に通う、主人公の小学生「ぼく(ランちゃん)」とその仲間たちは、知性と個性に彩られた不思議な大人たちに見守られながら、少しずつ自分たちの「くに」を創り始める。

ISBN978-4087210125
高橋源一郎
\929
2018.01.18
わかりあえないことから

 中高年の多くの管理職の人たちは、「近頃の若者はコミュニケーション能力がない」と嘆いています。そもそも、現在、企業が要求するコミュニケーション能力とは、グローバルな経済環境の中においても価値観や文化が異なる人の意見を理解した上で、自らの考えを主張して説得したり、妥協点を見いだしたりすることができることです。
ところが、日本の企業は、自分たちも気がつかないうちに、「上司の意図を察して機敏に行動する」「会議の空気を読んで反対意見はいわない」といった従来型のコミュニケーション能力です。

ISBN978-4062881777
平田オリザ
\799
2018.01.18
これでも「アベ」と心中しますか?

 安倍政権発足から6年。各経済指標は好景気を示しているが、その実感はまるでない。自民党は総選挙に圧勝したが、市民は安倍政治を支持したわけでもなく、風向きが少し変われば、政権交代が起こった可能性もあった。アベノミクスの行き着く先は、一部のエリートだけが得をして、大半の庶民が損をする社会。気鋭エコノミストが、アベ政治の正体をわかりやすく検証し、鉄槌を下す。

ISBN978-4331521380
浜矩子
\918
2018.01.13
神坐す山の物語

 白と黒の山狗が連れ立って現れるような場所にある、奥多摩・御嶽山の神宮屋敷。そこで物語られる怪談めいた夜語り。著者が少年だった頃、伯母から聞かされたのは、怖いけれどもなぜか惹きこまれる話ばかりだった。切なさにほろりと涙が出る浅田版遠野物語ともいうべき御嶽山物語。

ISBN978-4575520576
浅田次郎
\640
2018.01.13
千春の婚礼

 婚礼の日の朝、千春の頬を伝う涙の理由を兄・麻太郎は摑みかねていた。「かわせみ」の若者たちに訪れた転機と事件を描く。表題作ほか、「宇治川屋の姉妹」「とりかえばや診療所」「殿様は色好み」「新しい旅立ち」の全五篇収録。

ISBN978-4167909925
平岩弓枝
\626

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