鉛筆で描き出される雄大な山の姿、霧の剣が峰を進んだ高千穂峰、眠れぬ夜に黒部五郎小屋で生まれた物語…。
日本各地の山へ登り、長年スケッチを描きためてきた著者。本書ではスケッチだけでなく、咲き群れるコバイケイソウの姿や初めての雪山登山で耳にした高く澄んだ烏の声など──自然や生き物にふれて生まれたお話も掲載。
山と花と生き物を愛する著者がおくる、鉛筆画と幻想的な4つの物語の世界をのぞいてみてください。
非売品ですが、自費出版サロンでご覧いただけます。
もくじ
・91年夏山 山行Ⅰ
・「星の国から」
・91年夏山 山行Ⅱ
・「あの山の向こうに」
・92年夏山 山行
・「トン子とセミ太 ~本当の物語~」
・鳥取砂丘にて
・「砂漠で生まれた日の事を」