2005年に『「日経」と「しんぶん赤旗」を読みくらべる 病める日本の現状と未来』として第1弾を出版した「新聞読みくらべシリーズ」の第4弾となります。
今回は2001年から2006年まで続いた小泉内閣が、「戦後最長の好景気」の下で、労働者の実質賃金は伸びず、増税・社会保険料の上昇により家計の負担が増えたにもかかわらず、なぜ高い支持率を維持し続けたのかを、3紙の読みくらべで解明しようとするものです。
同じ政府の政策の、取り上げ方、切り込み方によって、国民への伝わり方がどう違ってくるか、各紙の記事をていねいに比較したものです。