神道と仏教はいかにして融合し日本人の心に根付いたのか
本来は個別のものである神道と仏教。その二つの宗教が境目をなくし融合していった神仏習合はどのようになされたのか──。
なぜ自然崇拝と先祖崇拝とが世界でも珍しい正式信仰として並び立ち、「死者は仏様」という独自の宗教観となって現代まで受け継がれてきたのか。日本神話や歴史をふまえて、日本人の宗教観の謎を紐解きます。
目次
第一章 縄文時代
第二章 弥生時代
第三章 大和朝廷
第四章 飛鳥時代
第五章 奈良時代
第六章 平安時代
第七章 鎌倉時代
第八章 室町時代
第九章 江戸時代~近代