-ハッセンサンビャクサンジュウサンジ-
多くの人が利用する通勤電車。毎日乗る車内の様子を覚えている人はどれくらいいるだろうか?
著者は40年間同じ時間帯の電車に乗り続け、ある時ふと乗車時間を計算してみると、50万分≒8333時間≒347日!
なんと通勤だけで人生のうち1年近くを電車内ですごしていたと気が付きました。
その時間、様々なものを見聞きしたメモをもとに、通勤電車で乗り合わせた人たちが展開した瞬間のドラマをシニカルなユーモアたっぷりに描いたエッセイ集です。
日常の中で見落としてしまう、クスッと笑える小さなドラマに衝撃の人間模様──
時代とともに、またコロナによって社会の様相も変化した今だからこそ読みたい1冊!
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