感謝の思いが1冊の本に
中学時代の恩師からの言葉がきっかけとなり、文章を書き始めた著者。18歳のある日、読売新聞の投書欄「気流」が目にとまりました。それから投稿を重ね、ますます文章を書くことが好きになったといいます。「25歳までに本を出そう」と決意し、この度、投書欄に掲載された文章と生まれてからの数々の出会いをまとめられました。生まれながらにして弱視のハンデをもつ著者ですが、何事にもチャレンジする姿に刺激を受けます。表現ひとつひとつを丁寧に吟味し、何度も推敲を重ね、これまで出会ったすべての人たちへの感謝が込められた素敵な1冊となりました。