ちょっと不思議な言葉遊び
著者が主催するフリーペーパー「KITAKUism」にて発表された短編小説13篇を1冊にまとめました。上から詠んでも下から詠んでも同じ歌になるという回文短歌を軸にしたストーリーや〝いろはうた〟を題材にした「いろはみたし」など、ちょっと不思議で最後には「なるほど!」となる言葉遊びのお話です。著者は上から詠んでも下から詠んでも同じ歌になるという回文短歌を300首近く作っており、その作り方も参考になります。
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SHIN/上野真二 著
B6判/並製/66頁
子どもと一緒に環境問題を考えよう
プラスチック成型会社社長と保育士という異色の肩書を持つ著者が、子どもたちのためにきれいな地球を未来に残したいと描いた絵本です。プラスチックが世界的に環境や生態系に影響を与えていると言われていますが、まずは子どもたちにポイ捨てをしないということから伝えていきたい。リサイクルできるものは再利用し、「くるくる」いい循環になるように、きれいな地球になるようにとの願いが込められていますB
おかだ まさや さく・え
B5判/上製本/40頁
感謝の思いが1冊の本に
中学時代の恩師からの言葉がきっかけとなり、文章を書き始めた著者。18歳のある日、読売新聞の投書欄「気流」が目にとまりました。それから投稿を重ね、ますます文章を書くことが好きになったといいます。「25歳までに本を出そう」と決意し、この度、投書欄に掲載された文章と生まれてからの数々の出会いをまとめられました。生まれながらにして弱視のハンデをもつ著者ですが、何事にもチャレンジする姿に刺激を受けます。表現ひとつひとつを丁寧に吟味し、何度も推敲を重ね、これまで出会ったすべての人たちへの感謝が込められた素敵な1冊となりました。
中条歩 著
B6判/並製/154頁
著者85歳にして編む7冊目の自費出版。
地域の歴史を丁寧に調べ、それぞれの時代を描き出した力作です。風習にのっとり檀寺へ米を納めに行った少女が偶然聞いてしまったとある計画「斎米」、映画館VSヤクザ?! 人情の残る商店街で巻き起こる、笑いあり涙ありの騒動「旭クラブ」、江戸は天保の頃、飢饉により農民の怒りが爆発した加古川川筋一揆を題材にした「陰陽師 三井道泉」、2015年に出版した郷土史に発表したものを、補筆した思い入れ強い表題作「大乗の沙弥」などバラエティにとんだ短編集です。
非売品ですがサロンにてご覧いただけます。
五ヶ井清三 著
A5判/並製/136P
幼稚園・保育園での勤務経験のある著者が、大好きな子どもたち、親御さんにむけて書いた物語をまとめた短編集です。
何気ない日常の中で起こる子どもたちの変化成長や両親を思う姉妹の葛藤、病気の女の子を励ます動物たち、ある娘の前に現れたドラゴンなどファンタジックなものまで。様々な場所で子供たちに出会い、交流することを通して心から癒されたという著者が、今度は子どもたちに笑顔を届けたいと紡いだ優しい気持ちあふれる11作品をお楽しみください。 (さらに…)
古本 冴枝子 著
B6判/並製/72頁
長期海外フィールドワークの草分け的存在である京都精華大学で、タイ海外体験学習のプログラム・コーディネーターを務めていた著者による企画から実施、実施後のフォローまでをまとめた実践的な手引書。卒業生の追跡調査を行い、学びの深化のプロセスをライフストーリーとして可視化し、様々な論を展開しています。章ごとにはさんだコラム「Episode」ではコーディネーターならではの裏話や苦労話、遭遇した事件などがリアルに描かれており、読み応え十分。大学の教育関係者はもちろん、海外フィールドワークに興味のある学生にも大変参考になる一冊です。 (さらに…)
長谷川 愛 著
A5判/並製/288頁
すべての絵にネコが登場!
2018年に『ネコ市民』を出版されたまついこういちさんが画集を発行。
アクリル絵の具で描かれた35点の作品にはすべてネコが登場します。
一見、ネコがいないと思われる絵にもこっそり隠れていたりします。
まついこういち著
A5判/中綴じ/32頁
登山スケッチの画文集第2弾!
今回は「沢鳴山の会」で登った夏山登山の記録を集めました。
夏でもストーブが焚かれていた小雨の赤石小屋、北斎の画のような転付峠、咲き誇る安曇野のロシアヒマワリ、中禅寺湖を真下に見ながら下った急角度のガレ場…。
山の思い出が詰まった5つの旅の記録です。 (さらに…)
牧原嘉子 著
B5判ヨコ
210頁
日本各地の山にスケッチの道具をもって登ってきた著者がおくる旅の画文集。
山でスケッチと聞くと気軽なハイキングを思い浮かべますが、登ったのは九重連峰に大雪山系はじめ名峰の数々!
沢山の登山旅行の中から、思い出深い7つの旅を厳選しました。
「山に登れたのは導いてくれた人がいたから」と語る著者が絵と文で綴る優しい一冊。
非売品ですが、自費出版サロンにてご覧いただけます。
184頁
鉛筆で描き出される雄大な山の姿、霧の剣が峰を進んだ高千穂峰、眠れぬ夜に黒部五郎小屋で生まれた物語…。
日本各地の山へ登り、長年スケッチを描きためてきた著者。本書ではスケッチだけでなく、咲き群れるコバイケイソウの姿や初めての雪山登山で耳にした高く澄んだ烏の声など──自然や生き物にふれて生まれたお話も掲載。
山と花と生き物を愛する著者がおくる、鉛筆画と幻想的な4つの物語の世界をのぞいてみてください。
175×175(変形)
152頁
1983年から4期16年にわたり共産党の寝屋川市会議員を務めた著者が、在任中毎週発行していた地域ニュース「友呂岐だより」に掲載していた地域の課題、モンゴルを旅した紀行文、そして本好きな著者のからの本紹介、また、北河内に関係する歌の紹介など、盛りだくさんに集めた本です。
実は、著者の南さん、この本の初校を見ていただいた直後、急なご病気で亡くなってしまわれました。本の完成を見ていただくことはできず残念でした。
本文最初には、子供の頃過ごした戦争の記録もあり、貴重な遺作となりました。
お求めは、清風堂書店まで。
南 貢
A5判
228P
ひとり旅におすすめのお寺を紹介
京都検定1級をもつ京都マニアの著者が京都のお寺100寺を選定。あえて有名どころは避け、味のある古刹名刹が選ばれています。実際に100寺巡り、伝承や豆知識、おすすめの見どころなどをオールカラーで紹介。「京都はひとり旅が似合う。」をコンセプトにひとり旅にぴったりなお寺をピックアップし、おすすめ度を3段階で表しました。この本片手に京都を巡れば京都通になれるかも。
秋吉茂 著
四六判・並製
256頁・オールカラー
この本はドイツ語で1989年にドイツ、Duesseldorf 市で出版されました。著者はドイツ人、文筆家・ジャーナリストです。
亡くなられた著者の奥様(日本の方)が、kinndleデータの作成を希望され、現物をお持ちいただいたものをデータ化しました。
本のタイトルは<マリア様をお守りする松>又は<聖母マリアのすむ松>と日本語に直訳できるます。
この大きな松の木は現存していて、場所はスペイン領、カラリア諸島の一つ、La Palma島のPuntagorda市にあります。松の木の中にマリア像が安置されいて住民を見守っています。本の内容に書かれた話は実在の人々であり、現地の素朴な人間像を温かい目線でとらえながらユーモアを添えた本です。
文章とイラストがよくマッチしています。
kinndleで、ご購入いただけます。
東日本大震災から、来年3月で早10年を迎えようとしている。
本書は、福島第一原発事故をめぐっての報道から、何故世界有数の地震国火山国である日本に40基を超す多数の原発が導入されたのか、何故、スリーマイル島、チェルノブイリでの大事故あったにもかかわらず、日本の原発は「安全神話」に基づき十分な安全対策が立てられないまま運用が続けられてきたのかを明らかにしている。
そして、事故後の政府の対応、東電他電力会社の対応を、原発差し止め裁判、避難者損害賠償請求訴訟の裁判の経緯や判決と、直接東電幹部が刑事責任を問われた裁判の内容から詳しく検証し、国内での原発の稼働状況、今後の原発のありようを考える一助にしてほしいと考える。
梶山 方忠(かじやま まさただ)著
A5判 横書き
自分の生きてきた証を残したい──還暦を迎え、かつて飛び出した故郷・香川での同窓会に初めて参加したことをきっかけに、投稿を始めた同人誌「サヌカイト」の掲載作品20作をまとめた一冊。
「なんで女だからなんよう!」幼い日に感じたモヤモヤから、反発して飛び出してしまった故郷。大阪での自由な生活、子供たちと向き合い続けた教員としての日々、懸命に働いていた大好きな友人の過労死、姉との別れ、クラシックの調べとともに夫が語る思い出話…自身と周囲の人々を主人公に、誰の人生にも秘められている物語を描き出します。
きしだひろこ 著
A5判
410頁
飛行機嫌いの夫に付き合って国内旅行ばかりしていた…という著者。小学校の教員を定年まで勤め上げ、自分に「褒美」を!とついに日本を飛び出して海外へ。
初めてのニュージーランドを皮切りに、中国・トルコ・ベトナム・ギリシャ…アジア欧州を問わずなんと16回分14ヵ国を訪れた驚きと喜び、そしてその国の歴史と文化に向き合った思いを、飾らない言葉と写真でみずみずしく伝えた一冊です。
306頁
1920年に始まる僅か13年間の活動で政権を獲得し、信任投票で国民の圧倒的な支持を得たヒトラーとナチス党。
彼らの思想のナチズムを生む母体となる政治的で人種論的な反ユダヤ主義を、長年(1850年頃から1930年頃)にわたり育ててきた、才能も学識も豊かな著名人たち(ワグナー、トライチュケ、ラガルド、ニーチェ、ハイデガー)。
その中でも特に、ニーチェの文学思想と、ハイデガーの実存主義について、その中に見出される反ユダヤ主義とナチズムの究明を試みたのが本書である。
ナチズムに関連する犠牲者、特に絶滅収容所で殺害された200万人ともいわれる子どもたちの死を無駄にしないためにも、反ユダヤ主義と反民主主義にまみれたニーチェの思想や、「高級な泥沼の中の棍棒」(詩人ツェランのことば)のハイデガーの思想との訣別をと著者は訴える。
原敏晴 著
268頁
大阪府内にある近現代の兵士の碑466基を調査
大阪府下には466基もの戦争記念碑、忠魂碑、慰霊碑があります。その碑を『大阪 戦争モノ語り』の著者が実際に訪ね歩き、誰が、いつ、なぜ建てたのかを検証しました。そして大阪市内の兵士の碑を訪ね歩くウォーキングコースを9つ紹介。戦争がなかったことにならないように、戦争で命を落とした兵士たちに思いをはせ、戦争の真実を考えるきっかけにしてほしいとの願いから、本書をまとめられました。付録として大阪府内にある近現代の兵士の碑一覧(466基)を掲載。
森田敏彦 著
256頁
本書は、今年96歳になる著者が、極貧の紀州の炭小屋から、満蒙開拓義勇軍として満州へわたり、終戦を迎え、3年のシベリア抑留を経て奇跡の引き揚げを果たした壮絶な半生の記録である。
生死の先をさまよった満州からの逃避行、そして収容所への地獄の行進、収容所での過酷な生活を経験した生き証人としての貴重な経験、引き揚げ後、満州で結婚し、先に帰国を果たしていた妻の大きな支えで、生きる力を取り戻してゆく道のりをかいたものである。
洞口 一二
四六判
138頁
本書は、般若心経の経文に即し、一つ一つのことばの意味を読み解く般若心経の解説書です。 密教(法身である大日如来が説いている、見ることができない秘密の教え)と相対して
語られる顕教(お釈迦様が悟った真理をお教にして顕した教え)からの視点も加えて、 般若心経の教えの世界をまとめたものです。
西山 隆
180頁
新書判
本書は、筋ジストロフィー症という不治の病とともに生まれ、
その過酷な障がいと生きることを引き受け、2018年65歳の人生を全うした、
徳島の実在の男性の青春の記録を、その妻が、患者本人を主人公とした物語としてまとめたものです。
生前、聞き伝えられていた徳島における筋ジストロフィー症患者会活動や、
筋ジストロフィー症研究所設立運動などの歴史、活動の内容、
結婚を決意するまでの想いや葛藤、家族の想い、 当時の社会保障制度や障がい者への偏見や差別の実態を少しでも多くの人に伝えたいとの思いで、本にしました。
障がいを持った青年と、ボランティアとして出会った看護学生の恋愛物語という側面もありますが、 その2人を通じて、障がいがあっても一人の人間としての尊厳を守りたい、 社会の一員として普通に暮らしたいという、障がいを持ち生きる人たちの真実の願いを理解していただけたらと思います。
正木 美帆
俵万智の『サラダ記念日』に出会ってそれまでの短歌観がガラリと変わったという著者。以来、短歌に魅了され、様々なシーンで詠んでこられました。平和を願いながら、あるいは四季を感じながら、そして友や故郷を思いながら、その時その時の風を感じて言葉を紡いでいます。30年ものあいだに詠まれた歌は数知れず、その中から約600首を集めました。31という限られた音の中に込められたその時代、風景、思いを感じてください。
貫橋宣夫 著
224頁
アフリカの大地から届いたメッセージ
ティンガティンガアート
本書は、タンザニア生まれの画家、マイケル・レヘム氏の画集である。 1973年タンザニアの首都ダルエスサラーム郊外に誕生したレヘム氏は、アフリカの大地に生きる動物、 精霊、人々の暮らしの様子を鮮やかな色づかいで描くティンガティンガアートの流れをくみ、アフリカの自然、 タンザニアと日本の友好のために多くの作品を生み出してきた。この画集では、2017年から2020年までの 作品を203点所収している。
マイケル・レヘム著
A4判
112頁
万博がくる前にもっと知ろう、大阪のこと
「好きやねん、大阪!」と大阪を愛してやまない著者が、万博がやってくる前にもっと大阪のことを知ろうと大阪を語りつくす。歴史編では古代から近現代の歴史を紐解きながら、江戸や東京をぶった切る‼ なぜ、大阪は「天下の台所」と称されるようになったのか。なぜ、大阪では徳川家康が嫌われるのか。民俗編では、大阪と東京の食文化の違いや、大阪弁や大阪にまつわる歌謡曲などを紹介。「東京がなんぼのもんじゃい!」と虚勢を張りながら、「大阪をよりよくしたい!」という大阪愛にあふれた1冊である。 (さらに…)
中尾年秀 著
B6判
320頁